苦しみながらもGW3連戦初戦:鹿島戦を引き分けたアルディージャ。次なる戦いは中3日でアウェイ戦、相手は昨季J2で死闘を演じたアビスパ福岡であります。
大宮アルディージャ・スタメン
鹿島戦から中3日、好調なナビスコ杯組をスタメンに積極起用。家長は出場停止。
サブに塩田、山越、岩上、横谷、金澤、泉澤、江坂。
アビスパ福岡・スタメン
先週金曜日に試合を行い中4日の福岡。前節待望のリーグ初勝利を手にしたが、ダニルソン選手が負傷で離脱しボランチには鈴木選手が入り、CBのキム・ヒョヌン選手が出場停止から戻ったが彼は右SBに入り最終ラインは4バック。
サブに神山、濱田、阿部、實藤、中原秀、中原貴、平井。
試合内容
GW連休の中日。更に毎年百万人が押し寄せるという「博多どんたく祭り中」というアウェイサポーターの財布にとって地獄の福岡遠征。それでも多くの大宮サポーター(約250人)が駆けつけ、夏のような陽気の中。定刻通り14時キックオフ!
五輪代表FW:金森選手の強引なシュートから始まったこの試合。最終ラインから組み立てる大宮、最終ラインからワントップに放り込む福岡と対象的な両チーム。どちらも中盤での攻防が激しく決定的なシュートまでは行けない展開。しかし15分、福岡DFのGKへのバックパスがそのままラインを割りCKを獲得。このCKは防がれるも、続く右CKを大山がキック。
このCKに河本が合わせて一旦はGKに防がれるも横山が詰めて大宮先制!!
リードを奪って余裕が生まれた大宮の選手たち。ボールを繋いで上手く時間を使い、何度かCKは与えるが福岡にシュートらしいシュートを打たせず前半終了。
HTでの交代はお互いなしで後半開始。いつも前半リードで終えると後半は相手の勢いに呑まれることが多いのだが…
48分、ムルジャが相手CBにプレスしボールを奪う。そのままサイドに流れてPA内にボールを送る、
駆け上がってきた沼田のボレーシュートが豪快に決まって2点目!
セーフティーリードとなった大宮。しかし61分、
気をつけていたクロスからウェリントン選手の落としを金森選手に決められて1点差。
ここから福岡が猛反撃。CKにロングスローにカウンターと何度もピンチとなるも大宮守備陣が懸命に防いでなんと耐える。耐えるだけではなくムルジャ→江坂、マテウス→泉澤、大山→山越(和田ボランチ、山越右SB!)と的確に手当を行い、決定的な枠内シュートまでは打たせない。ロスタイムには菊地とウェリントン選手が頭を激しく打ち両者ぶっ倒れて、2分伸びたものの…
1−2で見事勝利!
いやはや大宮も層が厚くなりましたね〜、大山と沼田はレギュラーになる可能性が急浮上。ネイツは相棒と初2トップでしたが結果残せず。
しかし、なんなのウェリントンって…。最後までプレスをサボらないし高いし強いし本当にバケモン。失点もあれだけ気をつけていた彼の落としからだし、昨年最初からいたら大宮の優勝はなかったかもしれん。
苦しい試合でしたが家長、江坂、泉澤、金澤、横谷、奥井たちを休ませての勝点3は超デカイ。これで万全の体勢で浦和と戦うことが出来ます。心配なのは菊地の裂傷だが…果たして間に合うか。
現地組本当にお疲れ様でした!
渋谷采配、はまり出しましたね。
誰が出ても戦術理解が進んできたためか、誰が出ても一定のクオリティはたもてるようになりました。
あとは、一つ一つのプレーの精度を上げてもらいたいとこですね。
渋谷監督は、あのベルデニック体制時より良いですね。
特に守備戦術は歴代監督の中で一番ではないでしょうか。
ブロックがしっかりしていれば前節やこの試合のように守り抜く
ことができ勝ち点を確実に稼げる。
手持ちの駒が限られていた甲府時代に培ってきたことがうちで
花開いている感じがします。
また惨敗した広島戦からしっかり学んでいますね。
渋谷体制は8月で丸3年です。
このまま若手が結果を出し続け、毎年恒例の夏場の失速を防ぐことが
できれば必ず目標勝ち点48を達成できると思います。
ダービーでもし先制されても焦らずしっかり守り、したたかに戦って
勝ち点を奪って欲しいですね。
>誰が出ても戦術理解が進んできたためか、誰が出ても一定のクオリティはたもてるようになりました。
これは大きいですよね。大屋、マテウス、沼田、大山らが虎視眈々とレギュラーの座を狙っており競争意識が生まれてますよね~
>また惨敗した広島戦からしっかり学んでいますね。
あれは本当に大きかった…アレがなければ鹿島戦は無駄に特攻して負けていたかもしれませんよね~。
大山は正直J1レベルとしては、どうなんでしょうか?どうしてもカルリーニョスと比べると物足りないです。ボランチとして試合を創ってもらいたいのですが、力量的にはムリですよね?岩上が物足りなければ夏の補強に期待です
まずはナビスコ杯での結果ですかね〜。岩上と切磋琢磨してドンドン伸びて欲しいですねぇ