ルーカス・ニールが若手起用に反論+イングランドとの親善試合を歓迎

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ブラジル、フランスとの親善試合を6点差で敗北しオジェック監督を解任したオーストラリア代表。監督と共にベテランの多い守備陣もメディアから批判が噴出、しかしこれに関してニールが反論しているようです。

 ルーカス·ニールは語る。

「若い選手は、サッカルーズのために情熱を欠いている」

サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)の主将ルーカス・ニールは、若い世代の選手に代表チームへの情熱が欠けていると述べた。

 

「誰もがオーストラリア代表のためにプレーする機会を与えられるわけでは無い。」 彼はカナダとサッカルーズの親善試合の前に語った。 「オーストラリアにおける最大の問題は、代表のために長い間戦ってきたベテラン選手たちではありません。」

 

オーストラリア代表のためにプレーをしたいと考えている若い選手たちへ私からの質問です:あなたは、オーストラリア代表でのプレーを夢見て、プレーへの飢えと欲望を示していますか。私は、今私たちが欠けているもの、それは”私たちの代表チームに向けた私たちの姿勢”だと思う。

 

元オーストラリア代表GKマーク・ボスニッチは「ニールの存在がサッカルーズの現在の苦境の原因の大部分を占めている」ことを今週初めに語った。

 

「私はこの代表チームの主将です、このステータスは責任者(監督や協会)が私に与えたものです。」続けてニールは述べています。「私はボスニッチ氏の意見を受ける権利・義務がある。 しかし、友人や数多くの人々からの期待も受けて、私は彼らのためにも代表で試合をプレーしています。」(別にボスニッチのためにプレーしているわけじゃないよってことですな)

 

デイリーミラー紙のレポートでは、イングランドは11月にオーストラリアと親善試合を行うことに熱心であり、ニールはこのような機会を歓迎しています。

 

「世界で最も有名な代表チームの一つと試合を行えるなんて。これは、私たちにとっても良い機会となる最高の試合だ。」ニールは述べています。「フランスでフランス代表とブラジルでブラジル代表と試合を行うのは素晴らしかった。これらはすべて非常に魅力的な試合でした、私は今回も間違いなく開催を真剣に検討してくれるものと確信している。」

 

ブラジルとフランスとの親善試合での大敗の結果、ホルガー・オジェックは代表監督を解任された。ニールはこの事を認めたうえで、「代表チームを再生するための解任だ、と説明されたらこれに対してノーと言うことは非常に難しい。」このように彼は言った。「ホルガー・オジェックのアイデアは、我々の現在地を確認するために、世界で最高のチームと試合を行うことだった。我々は確かに自分たちの現在地を認識しました。」

– the Guardian –

ニールにしてみれば、自分たちが中心になってW杯への切符を掴み取ったのに、親善試合に負けたからって予選を戦ってもいない若手選手に代われって…ふざけんな!ってことでしょう。特にニールは代表戦で試合をするために全てを捧げていると公言するような選手ですから、W杯に出てもいない代表OBから横やりを入れられて怒るのも無理はないですよねー。

 

そして最後の文章がおもしろいですね。自分たちの力量を図るために強い国と試合して、図ったら予想以上に弱いことが発覚して提案した監督がクビって…オジェックさん試合組んだの後悔しているかも。

 

まだ本決まりではないようですが、11月にイングランドとの親善試合を行う可能性があるようです。ニール本人は歓迎しているようですが、協会の首脳はまた大差で負けるんじゃないかとハラハラしていそう…。(;^ω^)