大宮アルディージャのジュニアユース(U15)で一風変わった動画セレクションを行うとのニュース。
以下、抜粋して引用。
内容
新型コロナウイルスの影響を受ける中、大宮がジュニアユース(U-15)で動画セレクションを開始した。大宮の下部組織では、コロナ禍の前から、子供の挑戦の窓口を広げる意味で動画セレクションのアイデアが議論されていたという。新型コロナウイルスの影響で例年通りのセレクションが困難になった中、動画セレクションの実現に本格的に動き始めた。
湘南ベルマーレなど他クラブの下部組織もオンラインでのスカウト活動を行っているが、大宮のスタイルは少し異なる。試合などのアピール動画だけでなく複数の「課題」があるのだ。フィールド選手は「<1>自己紹介」「<2>反復横跳び」「<3>垂直跳び」「<4>縄跳び」「<5>ジグザグドリブル」「<6>8の字ドリブル」「<7>ターンドリブル」「<8>1分間リフティング」「<9>10カ所リフティング」「<10>コントロール」と10種類。GKも9種類ある。平等を図るため、映像の撮り方も細かく指定され、課題ごとに大宮ジュニア(小学5、6年生)所属選手のデモ動画も付いている。
橋本氏は「(受験者に)お任せで送ってもらうのでなく、こちらが指定することでより、アルディージャとして見たい資質、要素が評価できるのではないかと。通常のセレクションのメニューとは少し違いますが、アジリティー(敏捷性)、技術やフィジカル的な要素、ドリブルでもタッチとか姿勢とか。いろんな要素を見られるような指定動画にさせていただきました」。
話してくれたのは早十コーチ兼スカウト。コロナウイルスの影響で集まることはできませんが、ある程度の見極めは動画で可能。これからのスタンダードになりそうですね。
そして橋本コーチの話で印象的だったのが
現役を引退し、3年前から育成でのスカウト活動に携わる。母親に自分の少年時代の話をよく聞くようになった。母からは「プロになれるとは思ってなかった。ただ、サッカーに対する思いは異常だった」と言われたという。トップに昇格した選手の少年時代の話もリサーチした。スカウトする上で、フィジカル、技術など「個の力」も大事だが「気持ち」も重要な要素だと考えている。「うまい選手はいっぱいいるし、だれがプロになるかは分からない。現にプロにならないと思った選手がプロになったケースがある。1つ確かなのは、サッカー選手になりたい気持ちと執着心は他と違ったと聞くので。そういう思いを持った選手を大事にしたい」。
やはりプロになるにはメンタル面が一番大事とのこと。
果たしてここからプロにあがる子は出てくるのでしょうか。
印象的?
全てが印象的でしょ。
やっぱり、基本技術と伸び代が大事だろ。