サブ組が奮闘し11年ぶりのナビスコカップ予選突破へ好スタートを切ったアルディージャ。続いて中3日で今度はアウェイ戦、相手は大宮と非常に縁の深い佐久間悟監督率いるヴァンフォーレ甲府であります。
対戦相手:2016シーズン基本データ
| ヴァンフォーレ甲府 | |
| 監督 | 佐久間悟(2015/5~) |
| 直近試合(YNC含) | ○●△●○ |
| 勝敗 | 2勝1分2敗 |
| 得点 | 5 |
| 失点 | 7 |
主力大量退団で降格筆頭と目されたが開幕で神戸、YNCで鹿島を破るなど奮闘中。
対戦相手の主力移籍情報
| IN | OUT |
|---|---|
| FW:クリスティアーノ(復帰) | FW:バレー |
| FW:ニウソン | FW:阿部拓馬 |
| FW:チュカ | FW:伊東純也 |
| MF:黒木聖仁 | MF:マルキーニョス・パラナ |
| MF:田中佑昌 | MF:堀米勇輝 |
| DF:新里亮 | MF:下田北斗 |
| DF:渡邉将基(復帰) | DF:阿部翔平 |
| GK:岡大生 | GK:荻晃太 |
地方クラブの宿命と呼ぶにはあまりにも厳しい「昨季の攻撃陣全員退団」という異常事態。柏で14ゴールを挙げたクリスティアーノを復帰させて、黒木(長崎)、田中(千葉)、新里(水戸)らを獲得したが大幅な戦力ダウンとなってしまった。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
| YNC 第1節 3/23(水) 19:00~ 鹿島アントラーズ(県立カシマサッカースタジアム ) |
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| チームスタッツ | ![]() |
ハイライト動画 | ![]() |
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| 内容 | |||||
| 甲府06分:PA内でニウソンからのパスを受けたセレスキーが相手DFをかわしてシュート。 | |||||
| 甲府45分:右サイドからのCK。2度GKに防がれるもこぼれ球をニウソンが押し込む。 | |||||
| 鹿島60分:右サイドを抜け出した伊東のクロスに山本が頭で合わせてゴール。 | |||||
開始早々に先制、前半終了間際に追加点を取る最高の前半。しかし後半から流れは一変し、鹿島の猛攻を受け続け失点してしまう。それでもなりふり構わぬ全員守備で辛くも逃げ切りに成功した。
練習試合結果
中3日での試合のため両者なし。
予想フォーメーション
| ヴァンフォーレ甲府 | |
| 3-2-4-1 | |
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| チュカ | |
| 石原 | |
| – | |
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黒木、ニウソン |
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大宮と同じく中3日での戦い。エルゴラやJ公式のプレビューを見る限りはこの布陣が濃厚。ただし、クリスティアーノ、ニウソン、稲垣は先発なら8日間で3戦目という連戦になる。期待の新戦力FWチュカは選手登録が間に合わないので出場不可。(追記)地元紙によると左WBに田中、左CB松橋とのこと。 |
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| 大宮アルディージャ | |
| 4-4-1-1 | |
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| – | |
| 慎太郎 | |
| – | |
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順大 |
| 次節リーグ磐田戦が5日後、試合勘(広島戦から13日空く)を考えるとレギュラー組が主体になるのは間違いない。前日の埼玉新聞情報通りならこんな布陣になるが、OmiyaVisionだと右SH江坂、ボランチに金澤と岩上、左SB和田、右SB大輔となっていた。 | |
当日情報
チームは前日の26日、高木サッカー場で11対11やセットプレーで甲府対策した。主力組とみられるチームは23日の名古屋戦で決勝点を挙げた江坂が右MF、右サイドバックにはアシストした渡部が入った。ボランチは金沢でバランサーの役割を担うことになった。
やはりOmiyaVision通りの布陣濃厚。
見どころ
鉄壁の甲府守備をどう崩すか。
水曜日の試合では優勝候補筆頭の鹿島を破る金星を挙げた甲府、セレスキーという第3の外国籍選手も結果を出し侮れないチームへと変貌を遂げた。YNCではあるがリーグ戦から中7日なのでお互いレギュラーメンバーで来るのは間違いない。今後のリーグ戦に向けての最高のテストマッチとなりそう。
甲府は5バック気味に守ってからのカウンターが基本。今までと違い「ボールは持てるが崩せない」戦いとなるため「引いた相手を如何に崩すか」が問われる試合となる。江坂、横谷、大輔らはこの試合の結果次第ではレギュラーとなってもおかしくなく、山越、マテウスらはベンチメンバーに格上げとなるチャンスである。彼らの奮闘に期待したい。
















