1st第4節:広島(NACK)J2王者がJ1王者に挑む!

vs2Hirosima

ガンバ大阪に敗れて今季初黒星となった大宮アルディージャ。今週も相手のACLに伴う日程変更で変則開催催。相手は4年で3度の日本一・王者サンフレッチェ広島であります。

対戦相手:2016シーズン基本データ

サンフレッチェ広島
監督 森保一(2012~)
直近試合(ACL含) ●●△△○
勝敗 2勝2分3敗
得点 11
失点 11

ゼロックス:○、ACL:●●○など合わせて今季既に公式戦7試合を消化中。

対戦相手の主力移籍情報

IN OUT
FW:ピーター・ウタカ(レンタル) FW:ドウグラス
FW:宮吉拓実 MF:山岸智
MF:キム・ボムヨン

昨季レンタルで獲得した21ゴールを決めたチーム得点王FW:ドウグラスの買い取りに失敗。代わりに清水から昨季9ゴールFW:ウタカをレンタルで獲得も今のところPKによる1ゴール。ACL要員として2列目に宮吉、キム・ボムヨンを獲得したが、まだまだ戦力になっていない状況。

対戦相手:直近公式試合の得点&失点

J1・1st 第3節 3/12(土) 13:00~
湘南ベルマーレ(エディオンスタジアム広島)
チームスタッツ stats ハイライト動画 movie
内容
湘南46分:左からのパスを受けたパウリーニョがバイタルからミドルシュート。
広島67分:CKで塩谷が倒されてPK獲得。ウタカが右方向に決める。
湘南71分:広島陣内でパウリーニョが奪取、素早くつないで藤田祥が決める。
広島95分:ラストプレーで放り込むと混戦からDFに当たり入る。

Jリーグナンバーワン・ハイプレス湘南をあざ笑うかのように華麗に繋ぐ広島。前半は湘南に1本のシュートも打たせない(記録上は1だけどシュートとよべない)完璧な内容で折返す。しかし、後半1分にバイタルを空けたところを突かれて失点。攻勢を強めて一旦はPKで追いつくも、4分後に高い位置で奪われて再度失点。このまま試合終了かと思われたが、ラストワンプレーでオウンゴールを取って勝点1を辛くもゲット。

練習試合結果

・広島

火曜日にACL:ブリーラム戦(ホーム)を行ったためナシ。

・大宮

日付 チーム名 カテゴリ 結果
3/16 早稲田大学 関東1部 3-2○(35×2)

来週から始まるナビスコ杯予選に向けての練習試合? 江坂、マテウス、川田がゴール。神奈川大学戦と合わせて主力メンバーで慎太郎のみが欠場となった。

予想フォーメーション

サンフレッチェ広島
3-4-2-1
LINEUP111458286901306
suspend-icon
Medical-icon
QuestionMark-icon 茶島、森崎和
YellowCard-icon x 2
3/16にACL予選ホーム:ブリーラム(タイ)戦を終えて中3日での戦い。湘南戦で佐藤寿と茶島が負傷も症状は軽く両者出れそう。ダメなら皆川か浅野が入る。ACLで外れた塩谷も欠場の可能性あり、ダメならここは水本が入る。宮原→丸谷の情報も有り。

 

大宮アルディージャ
4-4-1-1
LINEUP111458287027925
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Medical-icon 慎太郎、菊地
QuestionMark-icon
YellowCard-icon x 2 沼田
菊地、慎太郎以外の主力は全員復帰済み。G大阪戦HTで交代した菊地の復帰は厳しそうでCBには福田が入りそう。ネイツのところに横谷が入る可能性も若干あり。

当日情報

チームは前日の19日、さいたま市内で非公開練習で最終調整した。取材対応した渋谷監督によると、セットプレーの確認などを行った。

【全文を読む方は→ 埼玉新聞:紙面 】

特に目新しい情報はなし。予想スタメンは前日と同じでした。

見どころ

勝負は後半。

ゼロックス杯以降、ACL含めて7戦2勝と苦しんでいる広島。スポーツ紙は「停滞・苦しむ」とか書いてますが、見当はずれもいいとこで普通に強い。

G大阪と違い5バックできっちり守って、セットプレーか青山選手を経由してのカウンターが得意の得点パターン。守備に人数を割いてはいるが、各選手のレベルが超高く安易に蹴り出さずに最後方からでも中盤に繋いで反撃することができる。最終ラインに不用意にプレスをかけようものなら、軽くかわされて中盤に繋がれ、あっという間にゴール前まで運ばれて大ピンチに陥る。

広島対策は2つ。まずはゲームメーカーであるボランチ:青山選手を絶対に自由にさせないこと。90分間誰かしら彼に張り付いて、何が何でも彼を自由にプレーさせてはいけない。2つ目は右WBのミキッチ選手のドリブルは1人では止められないため2人で守ること。この2つを守って始めて広島に勝つチャンスが生まれる。

湘南ですら手玉に取った広島相手に今の大宮のプレスではボールは奪うことはほとんど不可能。不用意に取りに行けば、裏のスペースを使われてカウンターを食らうため、過去3試合のように耐える時間が続くのは間違いない。しかし、0-0でしのいでいれば過酷な日程の影響で広島の中盤:青山、ミキッチ、柏らの運動量が落ちてスキが生まれる。そこからが本当の勝負になるでしょう。

今季広島の総失点11のうち9点は後半、前半は耐えて後半に賭けろ!

2 件のコメント

  • 対戦相手へのリスペクトを忘れない所沢さんのブログ好きです。

    広島に勝って、上位に踏みとどまりたいですね。