杉本健勇が今治戦TV観戦を経て変化したプレーについて語る。

勝利した札幌戦。FW:杉本健勇が出場停止となった今治戦のTV観戦を経て、自身で感じたことについてのコメントが掲載されていましたのでご紹介。

内容

前節のFC今治戦で出場停止になったことが大きかった。外から見て考える機会をもらったことが、マインドの微妙な変化につながったのだ。「大宮に来てからテレビで試合を見る機会もなかったし、チームの戦いを見ながら『自分がいたらこういうことはできていたな』と思いながら見ましたけど、いろいろ感じることが多かったんです。特に『時間を作ってあげるプレーが、この試合で大事になるな』というのは思っていました。それが得点につながったことは良かったですし、みんな魂を込めて戦っていましたからね」と杉本はしみじみと語ったが、サッカー選手は時に自分冷静に客観視することも必要なのだろう。

 しかも彼の場合、最近はトップに入る機会が乏しかったため、収めて時間を作るといったターゲットマン的な仕事をほとんどやっていなかった。かつては当たり前にそれを求められたが、大宮では異なる役割を重視されており、感覚的に少し薄れていたところもあったのだろう。「シャドーで出る時は、どっちかというと1トップの選手が収めてくれて、俺はこぼれ球を拾うことが多いんですけど、自分が前をやればいろんなところに顔を出したり、チャンスの時に顔を出してあげるのも大事になってきますよね。今日の終盤は(豊川と2トップ気味で)前の方に入りましたけど、2つのポジションをやるのはすごく楽しいですね」と本人は爽やかな笑顔をのぞかせた。シャドーをメインにしながらも、トップの仕事ができるのは、杉本の大きなストロング。それをこの試合で再認識させてくれたのだ。

サッカーキング

ファビアン不在、藤井とサンデーでは収まらなくなったワントップへのボール。そこを収めてくれる杉本の存在が札幌戦は大きかった。

秋田戦は例外として、徳島・大分戦で苦しんだ結果を受けてチームも動き、試合中の442布陣への変更もスムーズに行われるようになりました。これからは状況に応じた、柔軟な布陣の変更が行われるかもしれませんね。

ひとこと

所沢栗鼠

とはいえ怪我人多いなぁ。

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