ニールは来シーズン、豪州への復帰も視野?

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少し古いですが先週、ニールがオーストラリアのSBSの取材に答えて「大宮への感謝しつつも、母国:Aリーグへの復帰もゼロではない~」と語った記事がありました。

 

以下、翻訳して転載。 

ニールがAリーグに復帰するヒント

サッカルーズ(サッカー:オーストラリア代表)の主将ルーカス・ニールは、Aリーグ(オーストラリア:プロサッカーリーグ)でやり残した仕事を持っており、日本のクラブとの契約が満了すればAリーグに復帰することをほのめかしています。

 

ニールは先月、J1リーグの大宮アルディージャとの契約に署名。彼は4月にシドニーFCとの契約が終了してAリーグへの復帰は短命に終わり、先月まで彼は無所属の状態であった。ただし、日本での彼の契約はワールドカップ半年前から再びどっちつかずの状態になるとされ、すなわちニールは12月の日本のシーズン終了時までの短期間契約であるとされています。

 

しかし彼は遠く日本から祖国のAリーグを心配している。 「Aを離れて働きながらBとCを計画している。」(日本でプレーしながらAリーグのいろんなことを心配してしまう)すでに大宮のために2試合の途中出場と1試合にフル出場したニール、その活躍から彼は来季の契約延長を得ることを期待している。しかしAリーグで失敗したことも忘れてはいない。

 

スカイブルース(シドニーFCの別名)との契約期間中の10試合中、負傷が原因で3試合だけしかプレーできなかったことを35歳のDFは自宅で悔いている。「私はシドニーFCで、やり残した仕事があると感じる。」と彼は言った。

 

「シドニーFCにシーズン途中に所属してシーズンが始まったとき、それは間違いなく最悪だった。所属後の残り少ない8または9試合(レギュラーシーズン)の最初の試合で負傷して、残りの試合に出場することが不可能になってしまった。」「失敗を取り戻そうと焦るあまり、全てが上手くいかなくなることがある。それがまさにシドニーで起こってしまった。」「しかし、私はもう一度チャンスがあれば今度はまったく違った結果になると確信しています。」と、おそらく将来を見据えて、ニールはまたシドニーFCでプレーすることを望んだ。

 

「私はシドニーFCが今シーズンうまくいくことを願っています。彼らは昨シーズンこそエキサイティングなプレーオフに入れず不運だったが、今シーズンはチャンスがあるだろう。」と彼は言った。

 

「ただ、私はAリーグがとてもうまくいっているだけでも幸せです。(旧Aリーグは財政破綻した)もちろん、何らかの理由で機会があってAリーグに戻ることがあった場合は、私はそれを真剣に検討したいと思っている。」

 

現在の彼の優先事項は来年のブラジルW杯より、サッカークラブに正規に所属しサッカーをして今シーズンを終えることと、土曜日にブラジリアで行われる5度の世界王者のブラジルとの親善試合です。

 

サッカルーズを引っ張るニールはこう述べています。「私の年齢で継続的に週末にサッカーをプレイしないことは、選手として絶対に良くない。」と彼は言った。「私は終始ベンチに座っていてまで、サッカー選手として生きたいとは思いません。」

 

-SBS THE WORLD GAME

やはり半年(出場3試合)で退団してしまった母国のチームに心残りがあるようですねぇ…。2005年の母国で開催されるアジア杯まで何が何でも現役生活を続けたいニール。大宮で来シーズンもプレーすることもやぶさかではないと語っていますが、果たして今シーズン終了後どのような判断を下すのでしょうか~?