開幕から第23節岡山戦まで左SBとしてフル出場を続けた和田拓也。そして正左SBとして昨オフに獲得し、雌伏の時を経てついに出場を果たした大屋翼。タイプの異なる2人の左SBをデータで比較してみました。以下、football lab より引用。
内容
名前 | 攻撃 | パス | ドリブル | クロス | シュート | 守備 |
---|---|---|---|---|---|---|
和田拓也 | 2.02 | 1.5 | 0.22 | 0.3 | 0.06 | 5.05 |
大屋翼 | 1.29 | 1.29 | 0 | 0 | -0.07 | 6.9 |
まだ大屋がフル出場を果たしたのはたった3試合ですが、なんとなく
「高い位置をとって攻撃参加する和田と低い位置でボールを供給する大屋」
っぽい数値の差がでましたね。
大屋は初スタメンを果たした福岡戦の後に
やっぱり和田の方がいいなって言われないように、自分らしいプレーを出すことを心掛けてプレーしました。今年初めての90分フル出場だったので、めちゃくちゃ疲れました。
と語り、横浜戦の後にも「守備では和田にかなわない」と言っており、自分の弱点である守備力を補うために意図的に低い位置からプレーしていることを示唆してます。しかし岐阜戦5点目のサイドチェンジのように彼は和田には無い武器:ロングパスがあるので、彼は低い位置からゲームをコントロールするタイプのSBなのでしょう。
2人の違いはまとめるとこんなところでしょうか。
和田 長所:泉澤&家長とのコンビネーション、走力&スタミナ。
短所:ハイボール対応
大屋 長所:高さ、ビルドアップ、ロングパス
短所:走力&スタミナ、(プレス対応)
今後、和田が左SBに戻るのか、はたまたそのまま大屋がスタメンになるのか。どちらが起用されるかで渋谷監督が左SBに求めているプレーが分かりそうですね。