東京Vに敗北し、J2は甘くないことを改めて思い知らされた大宮アルディージャ。次なる戦いは6戦ぶりの遠方アウェイ戦。相手はJ2昇格後、アジアの大砲:高木琢也監督指揮のもと瞬く間に強豪へと成長した九州の新興Jクラブ:V・ファーレン長崎。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
J2 第20節 6/28(日) 15:30~ アビスパ福岡(HOME:長崎県立総合運動公園陸上競技場) |
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チームスタッツ | ハイライト動画 | ||||
内容 | |||||
両者無得点でドロー。 |
3241で戦う似たチーム同士の一戦。お互いにワントップにロングボールを蹴り合う大味な展開。どちらも守備は安定しているだけにジリジリした試合展開、両者とも決定的なチャンスはあったが決めきれず、スコアレスドローに終わった。
練習試合結果
●長崎
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
---|---|---|---|
6/29 | 東海大熊本 | 九州1部 | 8-1○(45×2) |
ゴール者は不明。
●大宮
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
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6/29 | FC町田ゼルビア | J3:4位 | 2-1○(45×2) |
ゴールを決めたのは富山と大屋。今井選手の抜けた右SBには藤井が入った。
東京V戦と合わせて出ていないのはGK川田修のみ。
予想フォーメーション
V・ファーレン長崎 | |
3-4-2-1 | |
– | |
– | |
– | |
x 3 | 梶川 |
高木監督が続投し3年目の長崎。チーム予算の都合上、主力にレンタル選手が多いため毎年出入りが激しく、オフにDF岡本、山口、MF奥埜、三原ら主力4名がレンタル元へ復帰。今季は鳥栖DF岸田、名古屋DF刀根、湘南MF梶川、柏MF木村らが入れ替わりで加入し主力となっている。夏の移籍期間を前にMFスティッペが退団し、数少ない攻撃の駒が更に減っている。攻撃は5試合無得点だが、最近2試合は失点ゼロ。変えるとしたら右WBの神崎⇔三鬼ぐらいと思われる。 |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
– | |
– | |
泉澤 | |
x 3 | 金澤 |
左SH:泉澤が右足痛で別メニュー。中3日でアウェイ札幌戦があるので遠征には連れて行かない可能性大。代役は慎太郎が濃厚だが家長が1列下がって慎太郎がFWに入る可能性もある。失点はGKのミスなので守備陣の変更はする必要なし。ムルジャ先発で東京V戦の二の舞は避けて欲しいが監督はどう判断したか。 |
当日情報
チームは前日の3日、高木サッカー場で最終調整。11対11の主力組では、右足を痛め欠場が濃厚な泉沢に代わり、左MFには清水慎がプレーした。相手のパワープレー対策や、守備のセットプレーで攻略のイメージを共有していた。(中略)泉沢は別メニューだった。
やはり泉澤は間に合わず。事前情報通り左SH:慎太郎先発。
相手の強みである高さを意識した練習を行った模様。
その他
長崎は全員180cm超え3バックがロングボールをはね返し、パスを繋ぐ相手には中盤4枚と2シャドーで挟んで猛プレス。奪ったら急成長中の韓国代表FWイ・ヨンジェに放り込み、彼がキープか落としたボールを中盤が受けてクロスが多いパターン。
ここ5試合、無得点で勝利こそ無いが守備はとても安定しており非常に堅い。
「東京Vが見せたアグレッシブな守備は大宮のボール回しに大きな影響を与えた。次の試合のポイントはアグレッシブをさらに超えた激しい守備になる」
と長崎の選手が語るなど、彼らが東京V戦を参考にハイプレスで守りショートカウンターを狙ってくるのは間違いない。上手くプレスをいなして相手守備陣の裏を突き、先制ゴールを奪って優位に試合を進めたいところであります。
前節の負けでホーム無敗も無失点も全部記録は無くなった。
長崎に勝ってJ1昇格に向けてここから再スタートだぁ~!!