前半栃木のハイプレスに苦しむもムルジャ&泉澤弾で勝利し、首位の座を守った大宮アルディージャ。次なる戦いも近距離のアウェイ戦、相手はJリーグのキング・カズが所属する、もうひとつの横浜:横浜FCであります。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
J2 第18節 6/14(日) 14:00~ 京都サンガFC(AWAY:西京極総合公園陸上競技場) |
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チームスタッツ | ハイライト動画 | ||||
内容 | |||||
横浜34分:PA左でFK、松下のキックがGKの逆を突いてそのままゴール。 | |||||
横浜46分:右サイド寺田のクロスになぜかマークが外れた中央の小池が合わせる。 | |||||
京都84分:ロングスローからの混戦からバヤリッツァが押しこむ。 |
序盤から優勢に試合を進めるもシュートまでいけない横浜だったが、FKのチャンスを松下が決めて先制。後半開始直後の相手DFのミスで何が何でも欲しかった2点目を取り、後は落ち着いて守備ブロックを引き京都の反撃を1点に抑えて2連勝~。
練習試合結果
●横浜FC
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
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6/7 | SC相模原 | J3:4位 | 2-2△(?) |
ゴールを決めたのはキング・カズ選手。もう1人は不明。
●大宮
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
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6/7 | 水戸ホーリーホック | J2:21位 | 3-1●(45×2) |
ゴールを決めたのは富山(PK)
栃木戦と合わせて出ていないのは、DF藤井(怪我)とGK慶記。
予想フォーメーション
横浜FC | |
4-4-2 | |
– | |
– | |
三浦 | |
x 3 | 大久保 |
3年続いた山口監督が退任、どういうルートか分からないが新たにスロベニア人のミロシュ・ルス監督が就任。DFドウグラスとMF松下裕の退団は痛かったが、富山DFパク・テホンを獲得し、栃木FW大久保、水戸MF中里をレンタルから復帰させてそれなりに穴埋めはできた。ここまで上・中位陣には勝てないが下位には勝利しており、プレーオフ圏まで勝ち点3差の11位につけている。2連勝中なので基本的な布陣は継続で間違いないが、「横浜FCそのもの」と言ってよいキング・カズが一ヶ月半ぶりに練習試合に出場し1ゴール。出れる状態であればスタメンで出場する可能性あり。ベンチスタートの場合は小野瀬が先発かな。 |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
– | |
– | |
藤井 | |
x 3 | 金澤 |
金澤も実戦復帰してレギュラー陣に怪我人ゼロ~。勝っているので変える必要はないが、前々日練習では先発組に播戸→ムルジャ。とりあえず私は播戸と見た。 |
当日情報
チームは前日の20日、高木サッカー場で約1時間30分最終調整した。クロスの対応や攻守のセットプレーで対策。ムルジャが主力組でプレーし、9試合ぶりに先発しそう。
やはりムルジャ先発で確定。前半ゴールを期待したい。
その他
横浜FCの特徴はシンプルに両サイドに出してクロスで、もしくはセットプレーから、とにかく中で張る身長190cmの大久保選手に合わせる形が特徴。守備はハイプレスではなくブロックを組んで守る形だが、昨年の守備の要であるドウグラス選手の穴を未だ埋めきれておらず、今季すでに24失点ここ3試合でも6失点という惨状で最後の砦GK:南選手が孤軍奮闘している状況である。
横浜の今季21ゴール中、9ゴールはセットプレーから。そのためFKキッカーMF:松下選手は要注意。ピタリと合わせる正確無比なキックはまさに脅威。不用意なファウルはなるだけ避けることが重要となる。カズが先発した場合はカルリーニョスが中盤でフリーでボールを持てる可能性が高い。大宮サポーターはカズの出場を何としても願うべきでしょう。
●おまけ
マリノス戦と違って横浜FC主催の場合、再入場はできませんが隔離されないとのこと。ホーム側の売店もグッズを外せば利用できるので、コンビニ飯にせず、美味しいスタグルメをみんなで楽しみましょう~。なおオススメはLEOCカレーらしい。