上位が足踏みする中、岐阜に勝利し首位に立った大宮アルディージャ。次なる戦いはアジアの壁:井原正巳監督就任で一躍強豪へと変身を遂げたアビスパ福岡。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
最初から5バック気味に引く讃岐を崩すことができず苦戦。後半先に失点し攻勢に出るもカウンターで追加失点してしまう。ロスタイムに1点を返すも直後に突き放されて無敗記録は11戦でストップ。
練習試合結果
●福岡
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
---|---|---|---|
5/25 | ギラヴァンツ北九州 | J2 | 1-0○(45×2) |
ゴールを決めたのはMF:中原秀人選手。
●大宮
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
---|---|---|---|
5/28 | 尚美学園大学 | 埼玉1部 | 1-0○(45×2) |
東洋大学・ユースとの混合チームで対戦。ゴールを決めた選手は不明。
予想フォーメーション
アビスパ福岡 | |
3-4-2-1 | |
邦本(J−22) | |
– | |
– | |
x 3 | イ・グァンソン |
2年続いたプシュニク体制が終了、今季から柏のヘッドコーチを務めていた井原正巳監督が新たに就任。井原効果でスポンサーを獲得、資金をもとに主力を全員残留、放出はレンタル選手のみに留めることに成功。そして補強は中村北、鈴木惇、末吉ら元福岡選手を復帰させ、浦和DF濱田、仙台FW中原、湘南MF亀川を獲得した。開幕3試合で4バックを諦めて3バックに変更したところ大当たり。以降11戦無敗で一気に6位にまで浮上。前節負けたとはいえ、好調を支えた布陣をいじるとは考えづらい。変えるとしたらST:金森→酒井ぐらいかと。若手FW:邦本はJ−22の招集で出場不可。 |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
高山(J−22) | |
– | |
金澤、ムルジャ | |
x 3 | 金澤 |
ムルジャが負傷中との情報あり…んが公式の前日レポートには写真あり。ムルジャが出れなければ代わりは自然と富山。前節と同じ布陣で挑むはず。 |
当日情報
チームは前日の30日、高木サッカー場で最終調整し、試合前日恒例のセットプレー練習のほかに、3人一組でクロスの対応を確認した。渋谷監督は「フィーリングを合わせたい」と意図を説明。セットプレーの主力組は前節の岐阜戦と同じ顔触れだった。
やはり前節と同じ。ムルジャは写真に写っていた。
その他
今季の福岡の武器は、堅い守備とセットプレー。たとえ試合を支配されても、GK:神山中心に泥臭く守り、CK/FKのワンチャンスを鈴木惇(左)と末吉(右)のキッカーが直接 or 中原貴、酒井らにピタリと合わせて仕留めるスタイルである。
要注意選手は6ゴール中のFW:中原貴。打点の高いヘディングの決定力もさることながら、とにかくハイボールに強いため、福岡は組み立てに困ったらとりあえず彼に向けて放り込む。彼が落としたボールをシャドーの金森、酒井、城後らが拾いチャンスを作るケースが多く福岡守備陣が引いていたとしても1発に気をつけなければならない。
福岡は3バック変更後の失点数はわずか9。ともかく守りが堅く磐田・C大阪らは試合を優勢に進めながら1発を決められ守りきられて敗戦している。先制を許すと勝つことは非常に困難。なんとしても先制点を上げて福岡の焦りを引き出したいところ。