さいたまダービーに敗れて無敗記録が10で止まったアルディージャ。次なる相手は前節・福岡に完勝し、勢いにのる黄金の鷲・べガルタ仙台であります。
対戦相手:2016シーズン基本データ
ベガルタ仙台 | |
監督 | 渡邉晋(2014/4) |
直近5試合(YNC含) | △△●△○ |
勝敗 | 5勝2分6敗 |
得点 | 14 |
失点 | 19 |
ナビスコ予選は好調(B組首位)もリーグ戦は苦戦。前節8試合ぶりにようやく勝利。
対戦相手の主力移籍情報
IN | OUT |
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MF:三田啓貴(レンタル) | FW:山本大貴 |
MF:水野晃樹 | MF:武井択也 |
DF:大岩一貴 | DF:上本大海 |
DF:平岡康裕(レンタル) | DF:鎌田次郎 |
外国籍3人は全員残留。躍進した手倉森体制で長らく守備を引っ張った鎌田&上本が退団。穴埋めに清水の平岡、千葉の大岩ら主力CBを獲得し、昨季固定できなかった攻撃型ボランチとしてF東京MF三田、千葉MF水野を獲得。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
J1・1st 第11節 5/8(日) 15:00~ アビスパ福岡(ユアテックスタジアム仙台) |
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チームスタッツ | ハイライト動画 | ||||
内容 | |||||
仙台33分:右サイドCK。野沢のニアサイドへのクロスに石川直が合わせる。 | |||||
仙台53分:左サイドCK。ファーの蜂須賀が放ったヘディングは一旦防がれるも、こぼれ球を渡部が押し込む。 |
セットプレーから効率よく2得点。川崎を苦しめた守備力で福岡攻撃陣をシャットアウト。
練習試合結果
・仙台
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
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5/9 | ソニー仙台 | JFL | 2-0○(45x2) |
前節・福岡戦に出ていないメンバーで戦い勝利。ゴールしたのは水野(FK)と杉浦。
・大宮
練習試合なし。
予想フォーメーション
ベガルタ仙台 | |
4-4-2 | |
– | |
菅井、金園 | |
ウイルソン | |
x 2 | 石川、大岩、水野 |
右SB菅井とFW金園が負傷離脱中。ウイルソンが練習試合を欠場、出れてもベンチスタート濃厚。野沢は普通に出てきそう。 |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
– | |
播戸、慎太郎、大屋 | |
– | |
x 2 | 沼田、ネイツ、奥井、和田、横谷、菊地 |
ムルジャ先発復帰、そして沼田の左SHスタメン濃厚。大輔がついに全体練習に復帰も今度は大屋が負傷との情報有り。浦和戦のハードワークの結果、累積リーチ者がついに6名にまで増えた…。 |
当日情報
チームは13日、高木サッカー場でセットプレーなどで最終調整した。主力組は加藤順、和田、河本、山越、奥井、岩上、金沢、横谷、沼田、ムルジャ、家長だった。菊地はセットプレーには参加しなかったが、パス練習には取り組んで仙台戦の出場は問題なさそうだ。
–埼玉新聞:紙面-
菊地は目の影響ですかね~。完全にCB3番手は山越になりましたな。
見どころ
現在14位と低迷する仙台。しかし不可解な判定や野戦病院状態(第1&2GKとエース:リャンの離脱など)を乗り越えてのこの順位。主力の離脱者が戻ってきて鹿島や横浜FMに勝った強い仙台に戻りつつある。
・攻撃
リャンの復帰で繋ぐスタイルへと転換中。攻撃時はハモンがワントップになり野沢が下がって2列目を3人にしてパスワーク、SBが高い位置を取ってサイドから崩す形。とにかく危険なのが野沢選手で、横浜FMの中村俊輔選手のような存在で変幻自在のポジション移動で的を絞らせず、相手DFを翻弄する。ピンポイントで合わせるCKとキッチリ枠内へ蹴りこむFKはまさに驚異。
・守備
今季ワースト3位の総失点18だが、日本代表でもある守護神:六反選手の復帰とハモン選手の固定(不調時はウイルソン)で劇的に変化。あの川崎攻撃陣相手に1失点、福岡相手に無失点と復旧に成功し以前の脆さは消えている。基本442のブロックを組んで守る形だが、ある程度のラインまで来るとハモンがスイッチを入れて前線から猛プレスを仕掛けてくる。最終ラインは全員180オーバーの巨壁でクロスやCKは全て跳ね返される。
・まとめ
仙台は攻撃力はあまりないがセットプレーだけは別格。リーグ屈指のプレースキッカー野沢の高精度キックにSB含めて全員180cm超えの巨人が飛び込んでくる、不用意なセットプレーは絶対に避けたい。前半は前からプレスを仕掛けてくるがそこまで長くは続かない、上手くボールを繋いで凌ぎ後半ボールが握れる展開になってから勝負をかけたいところ。
ダービーは負けたが、大宮は終わっちゃいないんだ、
絶対に勝つぞぉ!!