現在J2首位につける大宮アルディージャ。その立役者とも言えるFW:播戸竜二が先日の天皇杯1回戦でついに復帰しました。彼の離脱後に先発FWを務めてきたムルジャと戻ってきた播戸竜二。どちらが後半のリーグ戦で先発の座にふさわしいのか? Football Lab のデータから比較してみました。
内容
内容
まずは30節終了時点での基本データ(1試合・平均値)
– | 攻撃 | パス | ドリブル | クロス | シュート | 守備 |
---|---|---|---|---|---|---|
ムルジャ | 0.95 | 0.49 | 0.37 | 0.1 | 0.78 | 0.01 |
播戸竜二 | 1.07 | 0.83 | 0.09 | 0.15 | 0.68 | 0.74 |
・シュート、ドリブル能力が高く、自分自身で点を取るムルジャ。
・守備、パス能力が高く、自分だけでなく周りにも点を取らせる播戸。
同じFWでも、全く違うことが分かりますね~。
次にムルジャ先発試合と播戸先発試合で戦った相手とスコアについて調査。
※5/6:北九州戦の家長1.5列目システム起用後のデータです。
・ムルジャ先発
節 | 相手 | 総失点 | スコア |
---|---|---|---|
19 | 横浜FC | 46 | 3-0 |
20 | 東京V | 26 | 0-2 |
21 | 長崎 | 21 | 1-0 |
25 | 横浜FC | 46 | 3-0 |
26 | 岐阜 | 53 | 5-0 |
27 | 北九州 | 41 | 2-1 |
28 | 栃木 | 39 | 1-0 |
29 | 愛媛 | 31 | 1-3 |
30 | 群馬 | 36 | 1-1 |
・播戸先発
節 | 相手 | 総失点 | スコア |
---|---|---|---|
12 | 北九州 | 41 | 2-0 |
13 | 群馬 | 36 | 2-0 |
14 | 磐田 | 33 | 1-1 |
15 | 岐阜 | 53 | 5-0 |
16 | 福岡 | 33 | 2-0 |
17 | 讃岐 | 24 | 2-0 |
18 | 栃木 | 39 | 2-0 |
22 | 札幌 | 28 | 3-2 |
23 | 岡山 | 30 | 3-0 |
24 | 福岡 | 33 | 3-1 |
播戸先発の場合、岐阜や北九州はもちろん、群馬・岡山・讃岐・福岡ら守備がわりと安定しているチームにも複数得点で勝てています。しかしムルジャ先発の場合、単純に2敗していますし、複数ゴールで勝てたのは横浜FC、岐阜、北九州ら守備の緩いチームだけ、播戸先発で完勝した栃木には辛勝、群馬にもギリギリの引き分けでした。
9月の山場の対戦相手が水戸、C大阪、東京V、千葉…と守備がある程度堅いチームばかり。普通に考えれば先発:播戸→後半:ムルジャの黄金パターン復活! になりそうですが、果たして渋谷洋樹監督はどちらを先発起用するのでしょうか?
播戸がスタメンで後半20〜25分あたりにムルジャを投入して、できれば追加点を取れたら理想的ですよね♪(泉澤や和田にここに出せ!!と要求する)播戸がスタメンの方がワクワクしますね♪播戸に和田や泉澤にどんどんご褒美ゴチをして欲しいですね!
結果を出している以上、播戸が先発すべきとは思いますが監督はどう判断しますかね?
東京V戦の先発がリーグ戦の先発と見ております。