横谷、ムルジャ、家長のトリオ弾で勝利し、首位の座を守った大宮アルディージャ。次なる戦いは3戦ぶりのホーム戦、相手は若手起用で好調な古豪・東京ヴェルディ。過去に何度か対戦していますが、NACK5スタジアムでは初対戦〜。
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
J2 第19節 6/21(日) 15:30~ ロアッソ熊本(HOME:駒沢オリンピック公園総合運動場) |
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チームスタッツ | ハイライト動画 | ||||
内容 | |||||
熊本18分:CKのこぼれ球をDFがお見合い。ボールを奪った中山が黒木にパス、黒木が前に出ていたGKを越す超ロングループシュートを決める。 | |||||
熊本30分:カウンターから嶋田がPA手前で斉藤にパス、斉藤が1対1を決める。 |
序盤から全開でプレスに来る熊本に押され気味の試合展開、DFの些細なミスから失点。失点後も流れは変わらずカウンターから追加失点してしまう。後半は立てなおして、何度も惜しいシーンを作るが完全に引いてしまった相手を崩しきれず連敗。
練習試合結果
●東京V
なし
●大宮
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
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6/22 | 神奈川大学 | 関東1部 | 2-1○(45×2) |
ゴールを決めたのは富山(PK)、福田。
横浜FC戦と合わせて出ていないのはGK慶記(負傷中)のみ。
予想フォーメーション
東京ヴェルディ | |
4-4-2 | |
– | |
ブルーノ | |
永井 | |
x 3 | 佐藤、中後 |
昨季途中就任した冨樫監督が続投。胸スポンサーが今季もファンクラブになるなど経営が苦しいためDFキム、MF鈴木、二ウド、FW常盤ら主力を泣く泣く放出。補強は微妙なブラジル3人組を獲得した程度で残りはユース昇格&大卒組が新戦力。ボールを持てるMFブルーノ、攻撃の切り札のMF永井が負傷離脱中。複数失点が続いているため、右CBは田村に変わってウェズレイ、右SBに高木が外れ安西がSBに、右SHには南が入りそう。 |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
– | |
– | |
慶記 | |
x 3 | 金澤 |
主力に怪我人ゼロ、出場停止ナシ。全てが上手く行っているので変える必要ナシ。 |
当日情報
チームは前日の27日、高木サッカー場で最終調整。サイドでのパス交換からのシュート、クリアの練習やセットプレーで準備した。セットプレーの主力組は前節横浜FC戦と同じ顔触れが並んだ。練習後の円陣で渋谷監督は「笛が鳴った瞬間から出て行く躍動感を」と語り掛け、立ち上がりからの積極性を求めた。
前節と同じ! キックオフから積極的に行くみたい。
その他
東京Vのスタイルはポゼッションサッカー。基本最終ラインでボールを回し、スキを見せるとズバッと縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れてくる。守備は若い選手が多いためか前からも寄せるハイプレスで守るイメージ。
要注意選手はMF中後選手とDF安西選手。中後選手はフリーキッカーも務める精度の高いキックが持ち味で若い選手の多い東京のなかで貴重な「違い」を作る選手。安西選手はパス・ドリブルも一級品だが特にクロスの精度が高く、左サイドを彼にえぐられた際は大きな脅威となる。
東京は総得点20のうちセットプレーからの得点はわずか5、逆に総失点18のうちセットプレーからの失点は13と明確にセットプレーが弱点となっている。時にはファウル覚悟で止めて、高さ勝負で跳ね返す時間を作るのも有効でしょう。