NACKで6か月ぶりの勝利となった清水戦。しかし試合後の選手のコメントから課題も浮き彫りになってきました。以下、J’sGoal より抜粋して引用。
内容
まずは1点目を決めたズラタンのコメント。
前半の入りは非常に良かった。30分くらいまで攻め続け、1点しか取れなかったが非常に良い前半だった。
Q:ムルジャが不在で、意識したことは?
コウジ(橋本)はストライカータイプではないので、その分空中戦に参加する回数は多くなった。– jsgoal –
前半の攻勢に関して満足なコメント。身長187cmのムルジャ不在で入ったのは橋本。ポストプレーはズラタンが一手に引き受けることになりました。
そして途中交代となった橋本のコメント。
Q:序盤は良かったが、前半の半ばからペースを失った?
「押し込まれたりとか、パスをつなげなくてボランチがあまり時間を作らせてもらえなかった。早い時間に点を取れたということも、僕らが前に行く必要がなくなったというところと、相手もすごく前から来て、ちょっと受け身になったかな。本当ならそこで、前から来る相手をいなして中盤で時間を作りたかったけど、相手も必死だったし、なかなか……。– jsgoal –
1点先行後、プレスに対して何もできなかったことをコメント。
CKは全部相手DFに当てるし、絶不調でしたね。
そして清水MF:本田拓也選手のコメント。
正直きつい展開でしたが、それなりにチャンスも作れているし、前半なんかは点を取られたシーンぐらいしか多分ピンチはなかったんですけど、それ以上にうちのほうがチャンスは多かったんですけど、そこを決めきれていない。
Q:今日の試合に向けて、中盤の選手がもっと攻撃に絡んでいこうと試合前から話していたんですか?
「そうですね。この前のガンバ戦も前半の途中からできていたんですが、攻撃の厚みが出ると良いチャンスが増えてくるので、そこは運動量を求められますけど、チームとして全員でやっていこうという感じだったので、しっかり前から(プレスに)行こうという意識はありました。でも、今日はそこで長いボールを蹴られて、相手のズラタン選手や家長選手にうまくキープされるというシーンもあったので、– jsgoal –
前半の攻勢に対して清水は脅威を感じていなかった!
むしろ失点後のプレスには手ごたえを感じており、ロングボールとズラタンと家長のキープ力に手を焼いたことにコメントしています。
前半ボールは持てていたが、それは清水が失点を恐れて引いていたから。そして現状ではプレスを受けてもキープできるのは家長とズラタンとムルジャのみ。少なくとも橋本や大剛ではプレスを受けるとボールを失う可能性が非常に高いです。
相手が高い位置からプレスに来た時のいなし方や対処方法を早急に見つけないと、今後の試合に影響を及ぼしそうですね。まずは甲府戦をどう戦うかな…。