MF:種田陽が米国行きとマーシャル大学を選んだ理由を語る。

アメリカ大学進学にともない週末の長野戦を最後に退団するMF:種田陽。少し前になりますが、今回の件について詳細なインタビュー記事がゲキサカに掲載されていましたのでご紹介。

内容

米国行きの理由

―高校卒業後の進路は、Jリーグと国内大学の二択で考えていたと思います。米国行きは、どのようにして選択肢に入ったのですか?
「元々、セカンドキャリアのことなども考えて、いきなりプロに進むより、大学に進んで(人生の)視野を広げた方が良いかなと考えている部分があって、トップ昇格を希望するか、大学に進むか迷っていました。そんなときに、エージェントの会社の方から米国の大学という進路を提案されたのですが、サッカーで海外に行くと言えば、欧州というイメージ。米国のサッカーの印象を持っていなかったので、自分が思い描く道から外れることになるのではないかと思いました。でも、海外は好きですし、話だけは聞いてみようと思ったのが、きっかけです。高校3年の夏に、一度、現地でトライアウトを受けたのですが、思ったよりもレベルが高く、環境もすごく良かったので、やってみたいと思いました」

ゲキサカ

サッカーで食べていくのであれば、一般的にはトップ昇格(含む他クラブ)、大学進学の2択。そんな中で新しいキッカケを提案してくれたのはエージェント会社でした。そして渡米&トライアウト参加で決意が固まった模様。

ちなみにそのトライアウトではすべての大学からオファーをもらったようです。

マーシャル大学を選んだ理由

―その中から、2020年のNCAA王者であるマーシャル大を選んだ理由は?
「大学生として勉強もしなければいけません。まだ語学もままならない状況で、あまり学力が高い大学からスタートすると、サッカーが疎かになる可能性があって難しいと考えていました。トランスファーの制度があって、1年で違うカテゴリーの大学に移籍する選手や、学力の違う大学のチームに移籍する選手もいるみたいです。どこでスタートしようか迷っていましたが、日本で米国の関係者が見に来るトライアウトがもう一度あって、そこで別の選手を見に来ていたマーシャル大から声がかかりました。米国に行って、語学など勉強をして知見を広げたいという目的もあるのですが、まずは、サッカーのレベルを重視してマーシャル大を選びました」

語学の不安はあるものの、まずはサッカーレベルを重視してのマーシャル大学選択だったようですね。以前の記事にもありますが、日本人選手も在籍中なので、一番安心して溶け込める大学なのかもしれません。

その他、クラブに対する思い、今後のステップアップ、トップチームでの半年間の思い出なども語っていますので必読。

ひとこと

所沢栗鼠

長野戦、勝って彼を送り出そう!

5 件のコメント

  • 矢張りサッカー後を意識する選手は此れから増えて行くでしょう。
    昔の様なスポーツ馬鹿では引退後の人生が不安に成るのは当然です。
    親御さんや親族の意見も有ったのでは。
    文武両道が日本でも少しづつ当たり前に成って来ました。
    引退後に医学の道に進む選手もいます。
    学問とスポーツを両立させた東大生も居ました。
    スポーツ選手はスポーツだけの今迄の日本の風潮が異常だったのです。
    新しい生き方を示して欲しいです。
    種田選手の人生の選択肢が幅広く成る様に祈ってます。
    勿論サッカー選手として大成功します様に。
    頑張れ若者。

  • すごい勇気だ。
    かなり狭き門だけど、MLSに行ってほしい。

  • やはりセカンドキャリアを意識していたのか。
    ま、プロサッカー選手の寿命は長いとは言えないからね。学業ができる子なら考えてもおかしくないか。
    口には出さなくても、貫とか大澤とか山崎とか先輩を見てたら不安にもなるよな。

    どちらも中途半端にはならないようにな。