おととい韓国で行われた、東アジア杯最終戦:韓国 vs 日本。
同点で迎えた後半にヨンチョルはなぜかFW:キム・ドンソプ選手と交代で入りましたが、これはホン・ミョンボ監督の秘策で、なんとFW無しのゼロトップ作戦だった。
以下、韓国のサイトより翻訳して転載。(Web)
内容
チョ・ヨンチョルシフト、ゼロトップは韓国代表の隠れた秘策だった
ゼロトップ作戦はホン・ミョンボ率いるサッカー代表チーム監督の隠れた秘策であった。
韓国は28日、蚕室(チャムシル)総合運動場で開かれた日本との2013東アジアカップ最終戦で1-2で敗れた。この日、目立った大きな課題は、後半半ばから実験したゼロトップ(Zero Top)戦術だった。ホン・ミョンボ監督は1-1できっ抗した後半26分、最前方FW:キム・ドンソプ(24歳:城南)を失った。そして攻撃的MF、チョ・ヨンチョル(24歳:大宮)を代わりに配置。後半44分キム・シンウク(25歳:蔚山)がコ・ヨハン(25歳:FCソウル)の代わりに入るまで、韓国は本格的なストライカーなしで試合をした。
ホン・ミョンボ監督のゼロトップは、静かに準備されていた。27日、韓国は坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンターでプライベートトレーニングをした。試合前日、少なくとも15分の練習は公開する。しかし、この日は異例の完全非公開で練習を行った。この練習では監督は、ゼロトップを実験したという。この日、キム・ドンソプの代わりに入ったチョ・ヨンチョルは「監督が27日の練習では私は少しの間だが最前線に位置した。この時、明日の日本戦では最前線でプレーする時間があるだろうと思いました。」と語りさらに、 「今日の試合に入る前には、左右にたくさん動きながらDFを引きつけろと注文された。」と語った。
チョ・ヨンチョルはユース代表時代にはFWを務めた経験がある。所属チームの大宮では左MFとしてプレーしているチョ・ヨンチョルは「ホン・ミョンボ監督の下で最前線に立ったのは久しぶり(過去のFW時代に指導を受けていた?)。これからプレーを続けていけばもっと良い姿を見せることができるだろう。」と期待感を示した。この日の試合で、チョ・ヨンチョルは左サイドにも戻るなど走ってチャンスを作るために忙しく動いた。得点はなかったが、有意義にボールが回りチャンスも何度か作った。
試合を終えた後、ホン・ミョンボ監督は「もしキム・シンウクを使えば、選手たちは意図的にロングボールを飛ばしてしまうようになったでしょう。だから、チョ・ヨンチョルを投入した」と語り、 多くの動きを介してチャンスを作るように選手たちに注文したようだ。「(ゼロトップを使った時)韓国が日本を圧倒していたと思う」と満足感を示していた。
ということで、本来ならFW:キム・シンウク選手(身長198cm!)を投入するところを、あえてヨンチョルを入れたのは、韓国の(というかアジア全体の)悪癖である縦ポンサッカーからの脱却を狙っていたんですね~。やはりここ最近の日本サッカーの技術の向上は韓国サッカー界にも影響を与えているようですな。
そして記事に有るように、途中出場にも関わらず監督からはかなりの高評価!
負けはしましたが、試合内容は韓国が押しまくっていましたし、これはヨンチョルにもまだチャンスがあるのかもしれませんね~!(・∀・)
次も呼ばれるよう、まずはリーグ戦でがんばれヨンチョル~っ!