今季初のアウェイ勝利となった前節・大分戦。相手ＭＦ：ダニエル選手の退場で１０人になり、守備的になった大分を崩すべく後半に家長昭博のとった行動について彼自身がコメントしました。以下、エル・ゴラッソより抜粋して引用。
内容
前半はサイドに張っていたが、後半は中央に行ったり、逆サイドに行ったり、自由に動こうと思っていた。周りの選手にもそれは伝えていたので、それで少し攻撃に絡めるようになった
１人少ない大分は別に引き分けでも良い状況。当然守備重視になるため前半のようなプレーを継続した場合、札幌戦のように攻めあぐねる可能性が高かった。そこで家長が選択したのは「自由に動く」というまさに彼にしか許されない大胆プレーでした。
攻撃の中心である家長を自由にさせることは失点を意味するため、大分守備陣は必死で彼の動きについていきますが、次第にスタミナを消費しバテバテに。後半途中からは完全に脚が止まってしまい、ムルジャの２ゴールへと繋がっていきました。
その家長の自由プレーについて大分の担当記者は…
それを支えていたのが、中盤以降の８人だった。特に逆サイドの横谷は家長の動きに合わせて立ち位置を変え、金澤らも連動してバランスを取った。
と周りの選手たち、特に横谷の動きを評価しています。しかし、横谷は後半こそがんばっていましたが大方の予想通りサイドに張ると全く活きない。次節はプレスの早い水戸。キープ力も無いのに持ちたがる彼は格好のカウンター餌食です。ツートップで家長が復帰した以上、左ＳＨは大山か泉澤のほうが良いでしょうねぇ。
