渋谷洋樹監督と金澤慎が新たなビルドアップ方法についてコメント。

hanashiai

今月発売された公式マガジンVAMOS:104号。そのなかで渋谷洋樹監督と金澤慎が新たなビルドアップ方法についてコメントしていました。以下、VAMOS104号より抜粋して引用。

内容

まずは金澤慎。

昨年やってきたことだけでなく、戦術的にも新しい方法を取り入れ始めています。開幕まであっという間ですし、詳しくは話せないですけど、ビルドアップのポジショニングは、昨年と同じ形だけではなくて、新しいパターンにもチャレンジしています。

– VAMOS:104号 –

昨季のビルドアップといえば、順大か河本がカルリーニョス選手(現・徳島)に預けて、右サイドは大輔、左サイドは泉澤が上がり、そこに家長が絡んで崩すのが基本パターンでした。しかしリーグ後半戦ではさすがに読まれてしまい、中盤が潰されてショートカウンターを受けることが非常に多かった。選手も新たな攻撃パターンの確立は必須と考えている模様。

そして渋谷洋樹監督は新たな攻撃方法について言及。

守備では、前を向いた状態でボールを奪う練習をしてきました。攻撃面は後方からビルドアップすることが基本になりますが、それは相手にロングボールを蹴らせてボールを奪うことを前提にしています。ただし、それだけではいけません。我々が前を向いた状態でボールを奪い、相手が守備組織を作り直す前にカウンターを仕掛けるという攻撃も織り交ぜなくては、J1では勝てないと思います。

– VAMOS:104号 –

昨季のポゼッションサッカーを前提としながらも、監督は昨季、煮え湯を飲まされた「ショートカウンター」も取り入れたい模様。となるとカギを握るのは運動量豊富な岩上・沼田・奥井。彼らのオーバーラップに期待がかかりますね~。

その他、菊地、金澤、横山、家長による座談会やムルジャ&ネイツの対談なども掲載。歴代背番号が分かるポスターも付いてきますので、購読されていない方はホーム開幕戦までに、購入して読むことをオススメいたします。

 

しかし、「相手にロングボールを蹴らせてボールを奪うこと」ってF東京に思いっきりやられたこと。早くあんな風にボールを奪えるプレーがみたいものですなぁ。(;´Д`)

4 件のコメント

  • vamos!読み応えありましたね~。
    一気に読んじゃいました。
    ムルジャ、ペチュニク対談もサポ必読(^_^)
    新選手会長大山クンの各選手評も効いてます(^_^;)

  • ムルジャを狙って相手ディフェンスライン裏に単純に高めのボールを出すのもいいですが、F東戦で沼田選手がミドルを打ったシーンみたいにグラウンダーのパスをムルジャに出してその落としをミドルシュートなりサイドに展開するのも重要なプレーだと思います!!
    (このときグラウンダーの縦パスを送り込んだのは岩上だったと思いますが、できればドルトムントのフンメルスみたいにDFも速くて正確なグラウンダーのパスを出せるようになってほしいかなと思います。)

    こういったプレーを意図的に使い分けて戦えるようになれば攻撃に幅がでて多彩な攻撃ができるようになると思います。

  • いろんなパターンを思考中なのでしょうね~。
    個人的には、大宮がようやく手に入れた高さ(ネイツ)を活かしたプレーが見たいです~