第37節:徳島(NACK)J1を破り勢いに乗る強敵・徳島との戦い。

vs2Tokushim

熊本にコテンパンにされ、仙台にも120分戦いPK戦の末に敗れた大宮アルディージャ。まだまだ続くリーグ戦は中3日で2試ひさびさのホーム。相手は天皇杯でJ1新潟を破るなど絶好調・徳島ヴォルティスであります。

対戦相手:2015シーズン基本データ

徳島ヴォルティス
監督 小林伸二(2012~)
直近5試合 J2:○△△○● 天皇杯:○○
勝敗 11勝13分12敗
勝点 46(13位)
得点 30(21位)
失点 33(5位)

22節からの後半戦(15試合)に限れば8勝3分4敗で5位!

対戦相手:直近公式試合の得点&失点

天皇杯 3回戦 10/14(水) 19:00~
アルビレックス新潟(デンカビッグスワンスタジアム)
チームスタッツ stats ハイライト動画 movie
内容
徳島30分:右CKをグラウンダーで中央へ、津田が合わせるも防がれるも石井が押しこむ。
新潟72分:PA中央付近でFK、レオシルバのFKがDFに当たりコースが変わってそのまま入る。
徳島75分:PA右付近で大崎のパスを受けた長谷川悠がコースを狙った上手いシュートで決める。

エステバンがアクシデントで欠いたが、後はFWが長谷川悠と津田に変わっただけの構成。サブメン主体の新潟相手に90分で勝利。

練習試合結果

両チームなし。

予想フォーメーション

徳島ヴォルティス
4-4-2 
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suspend-icon
Medical-icon 木村
QuestionMark-icon エステバン、井澤
YellowCard-icon x 3 石井、キム・ジョンミン、エステバン
夏の移籍期間はMFキム・キョンジュンを獲得しただけ。スタメンは固定されており不動。チーム得点王のMF木村が負傷離脱中。更に水曜の天皇杯新潟戦で守備の要:エステバンがアクシデントで離脱。前日練習風景に彼の姿はなかった。出れるなら当然彼が先発だが、普通に考えれば斉藤が先発か。

 

大宮アルディージャ
4-4-1-1
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suspend-icon 横山
Medical-icon 高瀬
QuestionMark-icon 金澤
YellowCard-icon x 3 菊地、大山、ムルジャ
前節でツモった横山が出場停止。金澤が天皇杯仙台戦で負傷。ボランチと左SB以外はこのメンバーで間違いなさそう。OmiyaVisionのコメントを見る限りは左SBは和田、ボランチは大屋か大山と見た。(追記)右SB片岡、ボランチ大山、GKは塩田らしい。

当日情報

 

チームは前日の17日、高木サッカー場で最終調整。11対11とセットプレーで準備した。主力組のボランチは14日の天皇杯仙台戦で足を痛めた金沢に代わって大山が入り、カルリーニョスとコンビを組んだ。(中略)センターバックは河本が務め、7試合ぶりの先発となりそうだ。右MFは出場停止明けの横谷がプレーした。

【全文を読む方は→ 埼玉新聞:紙面 】

河本&横谷復帰、ボランチは大山、右SBは片岡継続。

見どころ

鉄壁の徳島。

前半戦の不調が響いて順位こそ低いが後半戦だけで、磐田より上の勝点27も稼いでいる超強敵である。

好調の要因は守備。後半戦15試合での失点はたったの8!(大宮:17)442のフォーメーションを絶対に崩すことはなく、スペースもキッチリ埋めていてスキは全くない。甘いパスやセカンドボールはエステバンが全て刈り取り、素早く前線に放り込むパターンが基本。攻撃は徹底して高さのあるFW:佐藤(または長谷川悠)とキム・ジョンミンにロングボールを放り込み、2人が競ったボールを2列目が回収してねじ込むのが決まり。FWは全員空中戦に強く当然セットプレーも大きな脅威。

9/27にC大阪と戦っているが、終始優勢に試合を進めての惜しい引き分け。C大阪にあれだけのサッカーをするチームは福岡と徳島ぐらい、おそらく今のJ2で熊本、福岡と並んで最も調子の良いチームの1つである。まかり間違って先制を許した場合、先制時:10勝4分1敗のデータが示すとおり引き分けすら厳しくなるでしょう。

仙台戦を見る限り、放り込みには対処できそう。守備陣が頑張っている間に、なんとしても先制点を奪いたい。