大宮の右SBについて

呪われた大宮の今年の右SBについて調べた。(‘A`)

2010年4月～2012年5月まで大宮を率いていた鈴木淳前監督。
モットーは「チーム作りとは紙を一枚ずつ重ねるようなもの」
良く言えば我慢強い、悪く言えば頑固な監督だった。

だからスタメンは代表選出でもない限りは固定が多かった。
逆にいえば、外された選手は「ポジション失格」の烙印を押されたに等しい。
んで2011年シーズン終了後に大宮を去った※主な選手は以下の5人。
（※主な選手＝スタメンで出場した選手って感じ）

2011 OUT	スタメン回数	理由	スタメン期間
イチョンス	24	契約満了	1～24節
藤本主税	20	契約満了	1～21節
ホドリゴピンパォン	6	レンタル終了	20～24節
石原直樹	5	移籍志願	–
杉山新	15	契約満了	?～?

スタメン回数と期間がほぼ一致しているのが分かる。
・チョンスは24節以降は、ラファが出れないときのみスタメン。きっかけは怪我だけど
・主税は21節以降は、東が出れないときのみスタメン。
・ピンパォンは24節以降はシステムが1TOPになってポジションが無くなった。
・石原はスーパーサブはお断りで、出場機会を求めての移籍。(´；ω；`)
とまぁ～4人の去った理由は納得。（チョンスと主税は給料も高そう）

・・・しかし切られた理由が分からないのが杉山。
というのも杉山は4人と違って最後まで戦力だったから。
杉山は2011年は右SBでしかスタメン出場していない。
そして右SBは、2試合を除いて大輔と杉山2人しかスタメンで出ていない。

スタメン期間	–
1～2節	杉山
3～16節	大輔
17～21節	杉山
22～24節	大輔
26～34節	杉山
25,31節	村上、大剛

大輔で右SBを固定するのかと思ったら、怪我もしてないのに17節（5節）以降はまた杉山。22節から3試合だけ大輔で以降は、ほぼ最後まで杉山がスタメンだった。
（まぁ24～25節の間で大輔は全治3ヶ月の怪我をしたから・・・だろうけど）

そして、今年は昨年右SBで17試合でスタメンだった大輔ではなく、
第3節で怪我をするまで、去年まで左SBだった村上がスタメンだった。

ということで、少なくとも鈴木監督は去年の時点でも、
「大輔の右SBは怪しい（危なっかしい）」って思ってたことになる。
だから杉山を切った以上は、右SBだけは補強しないわけにいかない状態だった。

右SBは他のどんなポジションよりも、
最優先で補強しなきゃいけないとこだったんだよ！

なのに補強しなかった、もしくは獲得に失敗した。
（噂では広島の森脇やガンバの佐々木に断られたとか）

だから今いる選手で間に合わせた・・・。orz

なんというか、みんな本職じゃないから怪我してるんじゃないの？(；´Д｀)

●まとめ●
１．去年、大宮の右SBは大輔と杉山の2人で回していた。
２．そして去年の時点で監督は「大輔の右SBは怪しい」と感じていた。
３．なのにフロントはまだ使える右SB杉山との契約更新を行わなかった。Σ(´д｀;)
４．左SBには去年25試合スタメン出場した村上がいた。
５．なのにガンバから左SB専門の下平を補強した。(ﾟДﾟ≡ﾟдﾟ)ｴｯ!?
６．獲得できそうな右SBに声をかけたが断られた。（推測）
７．仕方がないので去年1試合しかやっていない右SBに村上をコンバートした。
８．村上が怪我をしたら大輔がスタメンになった、そしてヤッパリだめだった。orz
９．坪内に代えたら上手くいった、と思ったら坪内も怪我をした。orz
完．坪内がいけるなら・・・片岡や大剛を使ってみた、ダメだった。 ←いまここ