苦しみながらも勝利したアウェイ北九州戦。試合後の監督&選手コメントから、後半終始押し込まれる展開になった理由が少し分かりましたのでまとめてみました。
内容
内容
まずは北九州DF:星原選手。
相手ボールになったときにうちのボランチが相手のボランチへの圧力を掛けることで、自分を含めた最終ラインの選手がケアするべき選手やパスコースが明確になったことも理由の1つだと思います。
続いて北九州FW:小松選手。
後半に流れがうちに来たのは、うちのボランチが高い位置で相手ボールを狙って、そこでボールを取ることができて、良い形のショートカウンターができたからだと思います。
象徴的なのがこれが67分(動画1:40~)ですね。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=lvBeHX6BMWY[/youtube]相手のパスミスでスローインを得たこのシーン。大屋の入れたボールを横山が受けようとしたところを相手ボランチ:風間選手のプレスでボールを失い、ショートカウンターの形で最後はフリーでシュートを打たれてしまいました。
そして、このプレーを境に大宮はムルジャ・家長・泉澤・横谷以外の選手は攻め上がりをほとんど見せなくなり、残り20分間ほとんど押し込まれる展開になりました。
渋谷洋樹監督も
Q.後半、攻撃におけるハードワークが減ってしまったように見えましたが、その要因について教えてください。
「ボランチをうまく経由できなかったからだと思います。ボランチを使って1度、相手の守備を食い付かせてから背後を取りたかったのですが、ボランチを経由しないと相手の守備が整った状態で前線にボールが入ることになり、前の4人だけで攻めるような場面が増えてしまいました。
とボランチが原因と認めていますね。
こういう展開にはなりましたが、横山は5月からフル出場中、金澤も5月以来ひさびさの先発。大山が大宮でまともにプレーしたのは4月。この暑さに加えて長距離移動、90分間いつものプレーをボランチ陣に求めるのはちょっと厳しすぎました…。
とはいえ、「ボランチが攻撃参加できない」と悟った残りの選手たちは、すぐさま1点を守り切る&カウンター狙いに切り替えており、見事に守り切っています。大宮もこういう戦い方が試合中にできるようになったんですねぇ…。
もう連日の猛暑で選手たちが疲れきっているのは明らか。次の栃木戦、あんまり「攻めろ」「ボール取れ」とか無茶を言わず、疲れている選手たちを後押しできるような応援をしてあげたいものですね。早く涼しくなってくれ…。
あんまり「攻めろ」「ボール取れ」とか無茶を言わず、疲れている選手たちを後押しできるような応援
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もっともですね。最近連勝しているからか、DFラインでボールを回してしたり、相手の攻撃にブロックを敷いて守っていると『取りに行け、攻めろ』などと言う野次が目立ちます。
この暑い中で無駄にプレスをかけたり、意味もなく攻めてたらスタミナ切れすることがわからないんでしょうね。
少なくとも、大半のサポーターには選手の後押しを出来るような応援をしたいですね!
播戸の「シュート打てコール止めて」含めて、我々も成長せねば…と思います!