好意的でない他サポから、大宮についてよく言われる言葉に、
母体であるNTTグループからの支援に頼りすぎ
ってのがある。
残留も確定したことだし、ヒマなんで本当かどうか調べてみた。
ソースはJリーグ公式の経営情報より抜粋(コレ)
内容
比較対象が無いとよくわからんので、共通点の多いC大阪をとなりに並べた。
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・経営規模が似ている(27億:25億)
・大都市がホームである(さいたま市:大阪市)
・隣に経営規模の大きなライバルチームがある(浦和:G大阪)
・サッカー専用スタジアムをホームとして使用している(NACK:キンチョウ)
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●2011年度 経営情報 -営業収益-●(単位:百万円)
– | 大宮 | C大阪 | J1平均 |
---|---|---|---|
営業収益 | 2,775 | 2,527 | 2,912 |
広告料収入 | 1,924 | 1,361 | 1,313 |
入場料収入 | 325 | 449 | 605 |
Jリーグ配分金 | 218 | 223 | 229 |
アカデミー関連収入 | 150 | 20 | 139 |
その他収入 | 158 | 474 | 625 |
ほぼ同じ営業収益でも、内訳は大きく違いますな。
●広告料収入●
目を引くのは大宮の広告料(スポンサー)収入、圧巻の19億円!
これは収益の65%がスポンサー料で占められていることになる。
ちなみにJ1でスポンサー料が60%越えしているチームは大宮だけ!
●入場料収入●
セレッソは入場料が大宮より多くて、その差は1.2億円!
この年の観客動員数は、セレッソは約24万人で大宮は約15万人。
9万人も差が有ったら、そりゃこんだけ差がつくわな・・・。
●Jリーグ配分金●
これはJ1:18チームで差がない。
●アカデミー関連収入●
これが良く分からん、C大阪は平均より突出して低い。
かといって浦和も同じぐらい低いんだよね。(約2千万)
これに関しては、大宮が地道に頑張っている・・・のかな。
●その他収入●
その他収入(グッズやファンクラブとか)はC大阪が圧倒。
これには移籍金も含まれるので、この年に欧州移籍した乾の分が入ってます。
・・・というわけで、母体であるNTTグループからの支援に頼りすぎ
は思いっきり核心をついているようです。
この先何が有るか分からないし、リスク分散という意味でも、
少しずつでも、この支援体質から抜けていきたいところですな~。