スロベニアのWebサイトにブルガリア:1部リーグで活躍するスロベニア代表のロマン・ベシャク選手の記事が有り、その中で過去にノヴァがブルガリア:1部リーグでプレーしていた事が書かれました。そしてスロベニア代表監督によるノヴァへのコメントも載っていたので合わせて訳して引用。
内容
ブルガリアはノヴァコヴィッチを忘れていない
わずか1年間のプレーだが、彼はブルガリアで深い印象を残していった。ブルガリアの中で最も記憶に残るスロベニア人選手。その彼の名はミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ。2005~06年:リテックス・ロヴェチに所属し、大会の最高得点をたたき出した選手です。(27試合で19得点!)ベシャクの所属するブルガリア1部・ルドゴレツ・ラズグラドのキャプテンはこう語る。「多くの人は当然のように彼のことを覚えています。私のクラブの現在のコーチは彼を覚えていて、よく彼のプレーについて尋ねたものです。そして私がブルガリア代表チームにいたとき、我々はブルガリア・1部リーグで活躍したノヴァコヴィッチについてよく話しました。多くの方が私に助言しました。「彼は偉大な選手と良い男だ」とね」ベシャクはブルガリア・1部リーグで2人目となるスロベニア人の得点王になる可能性がある。
ブルガリアで僅か1年間プレーしただけにも関わらず、強烈な印象を残していったノヴァ。ブルガリア・サッカー界で偉大な選手として、未だに消えない記憶として残っているようですねー。そして、スロベニア代表監督:カタネッチ氏のコメント。
カタネッチは8月に行われるフィンランドとの親善試合にノヴァを召集しませんでした。そして、これが彼の重要性をハッキリと証明させることとなりました。(フィンランドに0-2で敗北)
「攻撃のレベルが低く残念でした。見ての通り試合は無得点で終わり、我々にとっては苦い味を味わう羽目になりました。しかし、気にすることはない。私はチームの選手に感謝したい。私はとても幸せです。 将来的に継続することが最も重要なことだ思います。もちろん急ぐつもりもない。
今日は私の目の前にいくつかのストライカーがいなかった。何よりもまずノヴァコヴィッチが重要だということがハッキリした。34歳の彼がいれば、今日出場した選手たちは多くのことを彼から学んだかもしれない。 代表チームは彼のような質の高い選手と関与し経験を積むチャンスを与える必要がある。」
このコメントは8月の時点、この後スロベニア代表は最終戦まで無敗で突っ走ることとなり、その中でのノヴァの活躍っぷりはもはや語り草ですよね。しかし他の国の選手や母国の代表監督から、ここまで言わせるような偉大な選手を擁しても変らなかった大宮。いったいどうすりゃクラブは変ることができるのでしょうか…。