菊地がインタビューで今季の無敗と連敗に触れる

kikuchi02-130920

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来週のアウェイでのさいたまダービーを前にチケットぴあが菊地にインタビューを行い、その中で菊地が、無敗時と連敗時の心境を語っていましたので該当部だけ抜粋~。 

菊地光将(大宮アルディージャ)

「さいたまダービーは気持ちが自然に昂ぶってくる」

昨季、川崎から大宮へ移籍しシーズン途中には、そのリーダーシップからゲームキャプテンを務めるほど信頼が篤い菊地光将。空中戦の強さと体ごとボールへ向かうハードタックルを誇るDFは、さいたまダービーについて「気持ちが自然に昂ってくるし、モチベーションが自然と溢れ出てくる」と語る。大宮の背番号2はサポーターが醸し出す独特の熱気に感謝しつつ、負けられない戦いに臨む 

 

・(さいたまダービーについて語ってる)

──今シーズンへまたいだ21戦不敗記録は、あの浦和戦からでした。そして、今年4月の浦和戦で、18試合連続不敗のJ1リーグ新記録を達成しています。

「そう、でしたね」

──記録は意識しない?

「僕ら選手は、まったく意識しません。言われるまで気づかないです。メディアの方々が教えてくれるので、『あ、そうなんだ』という感じで。チームのなかでも、話題に上がらないですから」

──試合は1-0で勝利しました。

「相手にボールを持たれる展開でしたけど、うまく守れたのではないでしょうか」

──試合後のズデンコ・ベルデニック監督(当時)は、「少しずつ自分たちを信じられるようになっている」と話していました。

「どうですかね……当時と今を比べて、そんなに大きな違いがあるわけでもないと思います」

──結果だけを見ると、ここまでは両極端のシーズンになっています。不敗記録を「21」まで伸ばしたあとに、チームワーストの8連敗を喫しました。

「センターバックの自分としては、コンパクトさを保とうという気持ちがいつもあります。ただ、負けている時期はその意識が強過ぎて、ディフェンスラインの背後にスペースが生まれて……いたのかなと思って映像を見返すと、ディフェンスラインの高さはそれほど極端に変わっていない。あえて言うなら、コンパクトさを意識し過ぎることで、自分たちで狭くしちゃっている感じがあったのかなあ、と」

──なるほど。

「連敗中のゲームも、内容はそれほど悪くなかったと思います。ただ、16節のF・マリノス戦は、自分の中で一番うまくいかなかった。1-2の1点差ゲームでしたけど、F・マリノスらしい試合運びでやられてしまいました」

──連敗中に気になったのは、早い時間帯の失点が多かったことです。

「僕ら選手も、当然気になっていました。しっかり集中してゲームに入ろうと、練習から話をしていました。相手がいるわけですし、思いどおりにいかないところはありますが、早い時間帯に先制されるのは、メンタル的に厳しい。僕はセンターバックですから、失点についてはいつも責任を感じます」

──連敗中にベルデニック監督から小倉勉監督に交代しました。

「プレイするのは選手ですから、もちろん責任は感じました」

──チームは変わりましたか?

「変わったとは思います」

──具体的には?

「うーん……それを言うのは難しいですね。ズデンコにも、オグさん(小倉勉監督)にも、良いところがあると思います。ひとつ言えるのは、チームは前進しているということです」

──シーズン当初の目標である勝点「53」は、まだ十分に射程圏内ですからね。

「25試合を終えて勝点『39』で、まだ9試合残っています。勝点を積み重ねていけば、もちろん達成は可能だと思っています」

──勝点53の先も、見据えている?

「それはもちろん。もっともっと上を目指していいと思います。でも、目の前の1試合をしっかり戦っていくのがアルディージャのスタンスです。そこはブレないですね」

──センターバックのパートナーが、24節のF・マリノス戦からルーカス・ニールに変わりました。

「コンビを組んだのはまだ2試合ですが、彼の特徴はわかってきましたし、彼も僕の特徴をわかってきてくれていると思う。これからもっと良くなりますよ。ルーカスは練習中からすごく声を出す。的確な指示で周りの選手を動かせるし、ポジショニングがいい。ボールに行くところと行かないところがはっきりしているので、カバーもしやすいんです。ワールドカップに出場して、プレミアリーグで長くプレイした選手ですから、もちろん経験は豊富です。ヘディングや1対1に強い印象があると思いますが、技術も高いですよ」

・(以下、さいたまダービーに向けて)

-チケットぴあ-

やはり菊地から見ても今季ワースト試合は連敗開始となったアウェイ横浜FM戦!

(この試合でコンビを組んだ祥平もどこかで同じこと言ってたなー)

 

連敗時の象徴でもあった前半の早い時間での失点も責任を感じていて、悔しさが伝わってきますねぇ…。そして新パートナーとなったニールは、選手から見てもやはり別格みたいですね。ニールが先発した3試合はいずれも前半失点は0、現在の守備の指示はニールが行っている…とみていいでしょう。

 

さいたまダービーを3連敗で迎えるわけにはいかない。果たして小倉監督は昨日の非公開練習でどんな対策を行ったのでしょうか…。