元大宮MF:渡邉大剛「何もかもJリーグとあまりに違いすぎた」

オフに韓国2部:釜山アイパークへと完全移籍し、夏の移籍ウインドーでJ2:カマタマーレ讃岐へと完全移籍したMF:渡邉大剛選手。彼の讃岐への移籍直前のインタビューが公開されていたので抜粋して引用。

内容

日本で評価されていた“面白い動き”とか“トリッキーな動き”がこちらではまったく評価されない。日本人がこちらでやっていくというのは難しいでしょうね。よほど強いフィジカルがあれば話は別ですが、同じアジア人でも韓国人のほうがフィジカルは全然強いですからね。日本人はフィジカルが強くないからこそ、緻密な戦術とかテクニックで勝負しているわけですよ。たとえば、日本で当たり前にやっている浮いたスペースに入る動きをしたとしても、そこにボールは来ない。韓国なら無理やりドリブルで突破しようとするわけです。人にぶつかっていって勝負する。そこで失敗して取られたとしても、たぶんそれはOKなんですよ。一人で何とかするのが、こっちの美徳なんですよ。逆に日本みたいにスペースを使おうとしたら、”逃げた”ことになるんですよね。

– S-KOREA –

いや〜キツイ! 

とにかくフィジカルが第一、テクニックなサッカーなんか邪道! 正面突破有るのみ! 選手も一部を除いて基本寮生活らしいですしホント昭和の古い高校サッカーの世界ですねぇ。

大剛選手は京都時代の怪我の影響で大宮のときからフィジカルはあまり強くなかった選手です。(アウェイ熊本戦でDFにふっとばされたのが印象的)こんなサッカーじゃ彼の良さは1%も出せません。ホント相性最悪のリーグに行ってしまったんですなぁ…。

その他、2度にわたる前半での交代、通訳のいない毎日など大剛選手の苦悩が伝わってくる文章が続いています。大きな怪我をする前に半年で見切りをつけたのは見事な判断と言っていいでしょう。これからの活躍に期待ですね!