シーズン最大の山場である上位対決を2勝1分1敗で終えた大宮アルディージャ。今シーズンも残り7試合、まだまだ続くリーグ戦は2試合連続で遠方アウェイ戦。相手は後半戦絶好調の強敵・ロアッソ熊本!
対戦相手:2015シーズン基本データ
ロアッソ熊本 | |
監督 | 小野剛(2014~) |
直近5試合 | J2:○△●△○ 天皇杯:○○ |
勝敗 | 11勝11分13敗 |
勝点 | 44(14位) |
得点 | 33(15位) |
失点 | 38(13位) |
22節からの後半戦(14試合)に限れば7勝4分3敗で5位!
対戦相手:直近公式試合の得点&失点
J2ナンバーワン守備を誇る長崎に痛恨の先制を許すも、後半にセットプレーから追いつき、終盤に得意のパスワークで崩して逆転勝利。強い!
練習試合結果
・熊本
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
---|---|---|---|
10/5 | ギラヴァンツ北九州 | J2 | 1-4●(45×2) |
ゴールしたのはDF藏川選手。その他の出場選手は不明。
・大宮
日付 | チーム名 | カテゴリ | 結果 |
---|---|---|---|
10/7 | 立教大学 | 関東3部 | 0-1●(40×2) |
ナイターなうえ会場&出場メンバーが一切不明。何もかもが謎。
予想フォーメーション
ロアッソ熊本 | |
4-2-3-1 or 4-4-2 | |
– | |
アンデルソン、岡崎 | |
片山 | |
x 3 | 養父、園田、高柳、清武 |
夏の移籍期間で仙台GKシュミット・ダニエル、鳥栖MF清武、湘南MF岡崎をレンタルで獲得。シュミット補強が大当たりで彼の加入以降が成績急上昇中。GKと最終ライン4枚は固定、残りは齊藤と嶋田だけ固定で残り4人は毎試合コロコロ変わるため全く読めない。(追記)地元紙の予想スタメンにエース齊藤の名前なし=欠場? |
大宮アルディージャ | |
4-4-1-1 | |
横谷 | |
高瀬 | |
– | |
x 3 | 菊地、横山、大山、ムルジャ |
前節でツモった横谷が出場停止だが、前節・負傷で帯同しなかった大剛が幸いにも間に合った。更に河本が完全復帰でいきなりスタメン確実。OmiyaVision&埼玉新聞を読む限りこの布陣で間違いなさそう。 |
当日情報
チームは前日の9日、高木サッカー場で最終調整。攻守のセットプレーの主力組には故障明けの河本、渡辺が入った。先発すれば河本が6試合ぶり、渡辺は3試合ぶり。
やはり河本と大剛先発濃厚!
見どころ
今節の相手はロアッソ熊本。順位こそ低いが実は後半戦だけで、磐田やC大阪と同じ勝点25!も稼いでいる超強敵である。
2つの顔を持つ熊本。出てくる相手に対しては強烈なハイプレス。裏のスペースケアやミドルシュートは割りきってGKに任せ、最終ラインをおもいっきり高くしてエース齊藤を中心に追いかけ回してのショートカウンターが基本。引いてくる相手に対しては、本来の持ち味である小気味よいパスワークを遺憾なく発揮して相手守備陣を切り崩す。セットプレーも元日本代表FW巻とクォン・ハンジンの高さは非常に脅威。
コチラとしては覚醒中のムルジャが1点は取るでしょうから、とにかく問題は守備。群馬戦以降、とにかくサイドからのクロスに対して弱すぎる。ここだけは早急に直す必要あり。後は磐田戦でバレた塩田の守備範囲の狭さ。最終ラインとコミニュケーションをとって対策しないと今節も狙われるでしょう。
得意ではないハイプレスチーム、加えて不慣れなピッチに遠距離移動。磐田戦の前半に猛プレスを受けてピンチの連続だった姿を見るかぎり、苦戦しそうな予感がプンプン漂う。ハッキリ言って今の熊本はC大阪や磐田と同じレベル、舐めてかかると普通に負けます。磐田戦前半の二の舞いは避けるため、まずは守備から入って少しずつペースをつかんで戦いたい。