今季夏に加入しチームトップの9ゴールを挙げたセルビア人FW:ドラガン・ムルジャ。降格に伴い彼の去就が心配されていますが、現地報道では帰国はどうやら無いと見ている模様。以下、現地ニュースを翻訳し引用。
ムルジャの帰還は極めて難しい
レッドスターが大宮アルディージャへ彼の購入のために必要な250万ドル(約3億円)の契約を見つけることができない限り、ドラガン・ムルジャがレッドスターへ戻ってくることは不可能である。 彼の所属クラブ:大宮は日本の1部リーグをノックアウト(降格)されたが、彼自身はチームトップの得点を挙げており、大宮は彼と1年半の契約+1年半の延長オプション付きで契約している。ムルジャにはこの冬でクラブを離れることのできるオプションがありますが、それを行使するには、彼はクラブに対し7桁の額(日本円で億円単位)を支払う場合に限ります。彼は18試合で9ゴールを挙げて自身の存在価値をクラブに証明。今季リーグ戦が終わった日本の地で一躍今オフの注目株となっています。
ムルジャが夏まで所属していたレッドスターは現在2位につけるも、総得点がわずか18(3位:ヴォイヴォディナですら29)と攻撃力不足に苦しんでおり、前季のトップスコアラーであり、リーグ得点王でもあるムルジャの帰還が望まれていました。…んが金のないレッドスターが買い戻すためには少なくても3億円が必要なようです。
そして多くの大宮サポーターが気にしているであろう、彼が「降格した場合、移籍金なしで出ていける権利」のこと。どうやら大宮フロントも馬鹿ではなかったようで、彼が今年限りでクラブを出る場合には、違約金が億円単位が設定されているとのこと。この額を払えるのはJリーグでもかなり少ない。かなり期待がもてそうかも…。