降格した大宮アルディージャ。チームの10番を背負うMF:渡邉大剛が痛烈なフロント批判をゲキサカの取材にしました。以下、抜粋して引用。
内容
さらに、厳しい言葉は続く。「選手だけじゃなくて現場のスタッフももっと考えないといけないですし、特に考えるべきはフロント」。10シーズンを戦ったJ1だが、最高位は12位で、すべて2桁順位と低迷している。「フロントの明確なビジョンがなければ、残留争いをするチームから脱していけない」。(中略)渡邊が在籍している11年以降、途中で監督交代がなかったのは最初のシーズンだけだ。「長い目で見て、大宮のサッカーはどういうサッカーかと言われたときに、これだけ監督が代わっていると何も残らない」。
結局、明確なビジョンは「残留すること」だけだった。彼が来た2011年から何一つ変わること無く、とうとう2014年でJ2に降格することになりました。
特に彼は生まれ変わる唯一のチャンスだったベルデニック体制では不動の右SHとして活躍していただけに、同じポジションである家長と橋本の加入に加え、訳の分からない起用法、そして監督解任…フロントへの不信感は頂点に達しているでしょう。
コメントの最後の方に大宮サポーターには感謝のコメントをしており、大宮に愛着はあるのは感じました。ただしフロントが変わる覚悟を示さないと彼は移籍してしまう可能性が高い。ある意味、彼の去就で大宮フロントの本気が分かりそうですね。