第３節：川崎Ｆ（等々力）Ｊリーグ１の攻撃陣を止めろ！前半の守備がカギ。

開幕から２連敗。次の相手は昨季滑り込み３位でＡＣＬ出場圏を手にした風間八宏監督率いる強豪・川崎フロンターレ。風間体制後、６戦５敗の超～苦手チーム相手に勝利を収めることはできるのか。

対戦相手：直近公式試合の得点＆失点

ＡＣＬ　グループＨ　第２戦　3/12（水） 19:30～　 蔚山現代ＦＣ（AWAY：蔚山文殊フットボールスタジアム）
分	点	得失	内容	動画
84	1	失	レナトを振り切ったイ・ヨンがクロス。これを走り込んだユ・ジュンスが頭で合わせて蔚山先制。
90	2	失	ＧＫ西部がキックミス。キム・スンミンからキム・シンウクへとパスが繋がり蔚山の２点目が決まる。

 

Ｋリーグの強豪相手に一進一退の戦いを繰り広げるが８４分に痛恨の失点。リスクを負って攻撃に転じたが、ロスタイムに逆にトドメを刺された。

 

練習試合結果

●川崎Ｆ

１２（水）に韓国で試合を行ったためナシ。

●大宮

サブ組主体で練習試合。 主力選手に大きなけが人はいない。

予想フォーメーション

川崎フロンターレ
4-2-3-1
	ジェシ
	–
	–
x 3	–
昨年のレギュラーそのままで大分から森島、栃木からパウリーニョを獲得。充実の戦力で今季は優勝候補にも挙げられている川崎フロンターレ。大久保、憲剛、小林、レナトの攻撃陣はＪリーグＮｏ．１の破壊力である。しかし今季は得点は奪うものの、毎試合後半に守備が堪えきれずリーグ戦はなんと未勝利。今季総失点６のうちロスタイムに３失点。どうにも守りきれない模様。いつも固定のメンバーだが、ボランチ２名だけＡＣＬとリーグ戦で使い分け。１３日ＡＣＬ蔚山戦でパウリーニョ・大島ペアが出場したので今回は稲本・伊藤ペアが濃厚。広島戦で退場処分を受けたＣＢ：ジェシが出場停止、代わりは中澤が濃厚か。

大宮アルディージャ
4-4-2 or 4-2-3-1
	–
	村上、大輔
	ヨンチョル
x 3	–
前節は守備を重視するあまり後半までまともなシュートゼロ。２点取られてから攻勢に出るという失態を演じてしまった。守備はいちおう満足しているようだが本当に攻撃は重症である。そんな中、攻撃の起爆剤となりそうなのがボランチでの出場が濃厚なカルリーニョス。彼の正確なキックからのセットプレーやロングボール攻撃に期待がかかる。そして村上がいつものように怪我で別調整となり、左ＳＢには北斗が入る模様。２戦続けて途中出場した泉澤に代わり橋本がベンチ入りするとのこと。フォーメーションは４４２風の４２３１でラドンチッチの１トップ。

その他

向こうはＡＣＬで中２日だが、こういう体調面で優位な試合は最近勝った試しがない。昨年からの川崎の勝利パターンは前半に得点して逃げ切り。ただしその反動で後半はガクッと運動量が落ちて失点する。勝負のポイントは前半を如何に０で抑えるかとなる。名古屋戦前半のような堅守を見せて、後半は一気攻めて勝利を手にしたい。

なお川崎にレンタル移籍中の金久保は「契約で大宮戦は出場出来ない」ためベンチ入りも１００％なし。明日彼の姿をピッチ上で見ることは残念ながら無い。