石井正忠新監督が自分自身で「石井正忠監督」について語る

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石井正忠新監督が元鹿島DF:岩政大樹選手との対談で自分自身について語るすごく良い記事がありました。その中でも「指導者:石井正忠」を知る重要部分だけ抜き出してみました。

以下、抜粋して引用。

内容

まずは理想とする監督像について

石井 私は中学、高校とかなりスパルタで教育されてきました。指導者の顔色を見て自分を殺してプレーする時代だったので、指導者になったら選手が自主的に練習に取り組めるチームにしたいと思っていたんです。戦術面では、自分たちからボールを奪いに行く、アグレッシブなサッカーをしたいなと。鹿島は堅く守ってカウンターがベースでしたが、それをちょっと変えたいと思っていました。

やはり世間の評価同様、自主性を大事にする監督。理想とする戦術もショートカウンター重視のアグレッシブなサッカーというので間違いなさそうです。

 

そして鹿島を指揮した2年間で成功を収めたことについて

岩政 オリヴェイラの時も、同じような現象が起きましたね。1年前に指揮を執っていたパウロ(・アウトゥオリ)が相当厳しかったところに、オリヴェイラが自主性を持ち込んだ。選手たちに良い雰囲気が生まれて上手くいった部分がありました。そうした経験も参考になりましたか?
 
石井 なりました。オズワルドの時になぜ成功したかと言えば、前の年のパウロのきっちりした形が選手の身体に染みついていたから。そこに自主性を持ち込んだオズワルドのやり方がハマった。私の場合もセレーゾのきっちりした戦術のベースがあり、そこに自主性を加えたことで上手く行った部分がありました。

– サッカーダイジェストWeb –

さすがに自己分析ができている。

前監督が整備した戦術や決まりごとを少し緩めたことで、選手が自分で考えて伸び伸びプレー→好循環が生まれて好成績に繋がったことをよく分かっているようです。

 

そして自主性をもたせすぎた結果について

岩政 選手に任せる部分と管理する部分のバランスは、指導者として一番難しいと思います。反省点はありますか?
 
石井 あります。監督は、選手にある程度の自由度を持たせながらも、はみ出してはいけない枠を示さなくてはいけない。私はその枠の幅を広くし過ぎたかなと思っています。
 
岩政 セレーゾは枠にきっちりはめ込みましたが、石井さんは選手たちに自主性を持たせました。最初はその変更によってチームのバランスが整ったけど、徐々に自主性のほうに振れ過ぎてしまったということですよね。
 
石井 そうです。振れ幅のコントロールは難しいですね。

このあたりもしっかり自己分析できているようです。金崎選手造反劇は自主性の行き過ぎが招いた出来事だったようですね。

 

王者・鹿島というクラブでは特殊なタイプだった石井正忠監督。「鹿島だからこそ自分は好成績を収めることができた」という自己評価はできているようなので少しホッとしました。

 

大宮は規律や戦術もなく、環境・空気・コーチ・選手何もかもすべてが王者・鹿島アントラーズとは違います。大宮で好成績を収めるには鹿島歴代のプロフェッショナルなブラジル人監督がやってきた所謂「嫌われ役」にならなくてはいけません。そこら辺は分かってはいるでしょうが…優しい方とお聞きしているのでどうしても不安が残ります。

管理人のひとこと

所沢栗鼠
果たして石井正忠新監督は「」になれるのか?

13 件のコメント

  • 確かに今の指導者は世代のギャップが特に難しい年代だろうな。時代の流れで選手を管理し過ぎると反発される。自分達が若い頃に受けた指導方法を否定する事から始めないといけない。
    でも今の大宮は緩すぎたので締め付ける事から始めないといけない。
    石井監督は鹿島で長年コーチでも色々な監督の元で肌で感じているので活かす筈。
    選手の意識がどう変化していくか楽しみ。

  • 鹿島と大宮は違います。

    同じことをする必要はありません。

    杞憂でしょう。

  • 小笠原の存在も大きいかと思います。
    大宮は中盤に軸となる選手がいない。
    菊地がキャプテンというのも、そろそろ変更して欲しい。
    やはりキャプテンは中盤の選手が良い。

  • 日本でレアルマドリードとクリスティアーノ・ロナウドと戦ったことがあるのはこの監督だけ。
    その監督が大宮の監督になった。
    これは大宮始まって以来のビッグニュースだ。
    色々言われていた社長だけど、ここまで思い切った決断をするとは。

    強い選手を入れないと勝てないと言っている人がいるが、そうかもしれない。
    だが全てがそれだけではない。
    いくら強い選手を入れても数値管理などができていないとダメだ。
    それを行うのが監督。
    そう、データだよ。

  • あの事件の時、何とかクラブハウスまでは来たけれど選手が怖くてグラウンドには出てこれなくなってしまったような人だから、甘くて温くて緩い大宮にはピッタリだよ!

  • それを乗り越えてのCWC2位です。
    応援しがいがあると思います。

  • あれこれ言っているけどプロは勝ってなんぼの世界。
    選手集めとプロの監督がいれば終わること。緩い体質の大宮アルディージャの選手自主トレしない。練習時間短い。
    C大阪は1日5時間。j2落ちたくないというが伝わりj1タイトル取った。現在の大宮アルディージャは果たして同じことができるとは思いません。

  • アルディージャなんてもうどーでもいいよ。同級生を首にしやがって。シーズンシートは継続しない。こんなに弱いし。

  • 発売中のフットボール批評にロングインタビューが掲載されてますね。
    なんとタイムリーなこと❗
    アグレッシブな守備をベースにすることは間違いないようです。
    優しい人なんだろうけど、歴代鹿島のブラジル人監督に仕えて得た経験値はかなり高そう。
    加えて、シーズン途中の解任という失敗も教訓にできる。
    さらには、栄光の実績を持ちながら、火中の栗を拾う男気。
    期待せずにはいられませんよ。