とうとう選手に責任を押し付け始めた大熊清監督。試合後のコメントまとめ。

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昨夜のナビスコ杯Bグループ第4節名古屋戦の完敗劇。

両チームの監督と選手のコメントが掲載されましたのでまとめてみました。

内容

 

まずは勝者・名古屋の西野朗監督。

Q:セットプレーからの2得点は練習の成果ですか?選手のひらめきですか?
「かなりリスタートは意識しながら取り組んでいる。中3日の短期間の中でも時間を割いて、少し変化をさせた部分もある。単純にセットして入れるだけでなく、ショートコーナーを使ったりとか、相手のポジションを動かしながらというところの準備もしてきた。

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しっかりと自分たちの強みである高さを活かしたセットプレーの練習をしていた名古屋。日頃の練習の成果がシッカリと出てご満悦。

 

Q:ダニルソン選手と松田選手を投入したねらいは?
「(中村)直志にかなり疲労を感じた。スイッチしてから、足の状態が悪かったと知った。枝村もそうだが、中盤での運動量とか切り替えの部分がダウンしたところを前半の終盤は突かれていたので、中盤に活性化が必要だと思った。

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前半の問題点をハーフタイムで即座に修正。さすがACLを制した名将…。

 

そして敗戦の将・大熊清監督。

連戦の疲れもありなかなか思うようにいかなかった。代わりのメンバーも含めてミスが多く、後半はリズムが消えてしまった。なかなかゴール前にいかない状態だった。ただ、泉澤がこれからどれくらいできるかとか、もう少し時間を与えて、今のチームはもっと個人でこじあける選手を作っていかないと、なかなかパスを回すだけでは(いけない)。向こうの選手のようなボールを運ぶ力、チャレンジする力、そういう選手も育てていかないと、なかなか最後のところが崩れない。そういう選手にチャンスを与えて、勝利と、育てるところができれば良いと思って見ていました。

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相手も前節と全く同じの先発メンバーですが…。

そして個人で打開してほしいって… もう貴方いらなくない!?

 

その期待のドリブラー泉澤に与えた時間は僅か10分間。ボランチは大剛1人で前は長谷川とラドンと家長と橋本と大渋滞。いったい新人ドリブラーに何を期待していたのでしょうか…。更に追加の質問でも相手の永井・玉田選手のようなドリブラーが欲しいと言及。大宮にはチョ・ヨンチョルというJ屈指のドリブラーが居るんですが…。

 

その泉澤は投入前にこんな指示を受けていました。

Q:どのような指示を受けてピッチに入りましたか。
「相手が前がかりになっているので裏を狙えと言われていましたが、なかなかタイミングがなくて足下ばかりになってしまったので、もう少し工夫しなければいけないと思います」

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富山は交代して前にいるのは疲れている長谷川と鈍足のラドンチッチ。

裏を狙ってどうしろってんだ?

 

そして長谷川悠がしっかりと語ってくれました。

先に点を取られてしまったのでベンチも動いたと思うけど、前半のメンバーである程度ボールを動かせればコントロールできたと思う。あまり中盤のプレスも速くなかったので、上手く外せば、バックパスじゃなくて横とか縦に入れて外せると思った。そこはもっと練習していかないとできないから、下がらないようにパスを回していかないと。前に行ってるときに後ろが来なかったり、後ろが下がってる時に前がルーズボールを拾えなかったりとか、奪ったあとのパスとかでミスをするとか、チームとして毎試合毎試合の課題かなと思う。

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相手も連戦、プレスはそこまで速くなかった。それであの結果。なぜなら長谷川が触れた内容の練習はしてないからってことか。どうも根本的に練習内容がダメみたい。もはや中断期間に練習したところでどうにかなる問題ではなさそう…。

 

名古屋の順位は15位、そのレベルのチームにシュート数2対19で完敗。その下にいるのはG大阪と徳島のみ。そのG大阪には直接対決で既に負けています。徳島は大宮が手も足も出なかった甲府に勝っています。本当にヤバイ状況ですよ。

 

最近の選手たちのコメントも「監督を信じれば結果が出る」と信じている様子はどうにも感じられない。監督を代えないと間違いなく降格するでしょうね。